(※画像はイメージです/PIXTA)

自宅以外の拠点と2ヵ所で生活するスタイルは、もはや高額な別荘を有する富裕層だけの特権ではありません。20~30代の比較的若いサラリーマンも二拠点生活に興味を持っています。そうはいっても、ふつうのサラリーマンが仕事を辞めずに二拠点生活をすることは、可能なのでしょうか? 本記事では、地方移住や2拠点・多拠点生活に関する情報発信メディアを運営する合同会社Stone intechの中嶋遼太代表が、サラリーマンの二拠点生活について解説します。

サラリーマンが二拠点生活をする際の注意点

続いては、サラリーマンが二拠点生活をするうえで知っておきたいポイントを紹介します。組織に所属して働く以上、自分の都合を優先させるのは不可能です。周囲への気配りがあってこその二拠点生活だと心得てください。

 

会社に事情を伝え仕事を調整する

二拠点生活をしたい旨を所属部署に伝え、密に連絡を取れる環境を整えましょう。仕事は報連相なくして成り立ちません。特に直属の上司とはよく話し合うべきです。管理職として部下を束ねる立場にあるなら、緊急のトラブルに対応しなければならない場合も考えられます。

 

万が一に備えて、出社できる範囲内に第二の拠点を構えるといいですね。

 

家族の理解を得る

サラリーマンが二拠点生活する場合、家族を連れていくわけではないためハードルは多少下がります。とはいえ家庭全体に関わる問題であるため、きちんと了承を得ましょう。なぜ二拠点生活をしたいのか、理由を明確に伝えるといいですね。

 

子どもの有無や年齢によっては、配偶者に負担をかける可能性があります。特に子どもが小さいうちは育児が大変なため、なるべく家庭の都合に合わせて行動すべきでしょう。夫婦だけ、あるいは子どもが独立している世帯ならそれほど難しくないかもしれません。

 

滞在期間が長い場所に「住民票」を置く

二拠点生活をする場合、住民票をどこに置くか考えてください。なぜなら、住民票は行政サービスを受けるうえで必須だからです。

 

結論としては、より長く過ごす場所を本拠地とするのが最善の選択です。たとえば病気やケガをした際に、必要な治療を受けられないと困ります。

 

忘れてはならないのが、免許の更新に関する問題でしょう。住民票がある場所に通知が届くため、利便性を考慮して滞在期間が長い場所に置くべきです。運転免許は二拠点生活の足であり、移動に欠かせません。別の場所にいてうっかり更新を忘れていたという事態は避けたいですね。

 

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