移住に失敗して後悔する「4つの理由」
憧れの地方移住を実現したにもかかわらず、理想と現実のギャップに落胆して都会に戻る人は数多く存在します。まずは移住に失敗して後悔する背景について解説しましょう。
1.想像していたより不便だった
もともと田舎で暮らしていた人なら問題ありませんが、都会から地方へ移った場合は要注意です。不便がつきものだとわかっていても、実際にやってみると思ったより大変だと感じるかもしれません。たとえば下記のような場合が挙げられます。
・買い物に行くのに車で1時間以上かかる
・冬の雪かきが重労働でくたくたになる
・家を定期的に修繕する手間がかかる
地方と都市部では、まったく違う生活になります。いままで当たり前に存在していたあらゆるモノやサービスがなくなり、ありがたみを痛感するのです。
2.生活費が高い
よく「田舎は物価が安くて暮らしやすい」といわれますが、必ずしも断定できません。なぜなら地方ならではの事情があるからです。
たとえば自治会や町内会の会費、雪かきに使う道具の購入費などが挙げられます。会費は必須ではないものの、加入しないと近隣の情報を入手できない可能性があります。そのほかに車の維持費や燃料費などもかかるため、都会と同じくらい出費がかさむかもしれません。地方で暮らすならどちらも生活必需品ゆえ、固定費は高めになると心得ましょう。
3.地域になじめない
文化やコミュニケーションの相違は、移住者にとって大きな壁になり得ます。田舎では住民同士の距離感が近く、人間関係が希薄な都会出身の人からすると驚きの連続だからです。カルチャーショックに直面して「ここには住めない」と感じる場合もあるでしょう。
わかりやすい例を挙げると、田舎では半強制的に地域行事への参加を迫られます。ゴミ拾いやお祭りなどを通じて地縁が醸成されるため、顔を出さないと地域になじみにくくなってしまうのです。
4.収入が下がる
そもそも地方では求人数が少なく、給料が安い傾向にあります。収入が安定しないと精神的にも金銭的にも不安定になり、充実した生活が遠のいてしまうでしょう。移住するなら、なるべく仕事を変えずにテレワークで対応することを推奨します。転職するにしても、移住前に新しい勤め先を確保してからが望ましいですね。移住直後はただでさえなにかと入り用なため、収入が途絶える状況はなるべく回避してください。
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