【偏差値39から東大現役合格】限界受験生「今日の私は何をしていたんだろう…」⇒“頑張れない受験生活”から一転、無理なく〈毎日10時間超〉勉強できるようになった「アイテム」

【偏差値39から東大現役合格】限界受験生「今日の私は何をしていたんだろう…」⇒“頑張れない受験生活”から一転、無理なく〈毎日10時間超〉勉強できるようになった「アイテム」
(※写真はイメージです/PIXTA)

偏差値39・模試E判定続きの状態から東大へ。松島かれん氏が東大現役合格を果たせたのは、「手帳」を通して自己管理・自己分析・自己肯定ができるようになったからだといいます。松島かれん氏の著書『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋し、見ていきましょう。受験生だけでなく社会人にも役立つ内容です。

【STEP3】クセを踏まえて自分だけの「時間割」を毎日作る

最後にご紹介するSTEPは、毎朝、自分だけの時間割を作るということです。STEP2で見えてきた自身のクセを踏まえて、「自分が1日をどのようなスケジュールで過ごすのか」を可視化してみてほしいのです。

 

1日のスケジュールや勉強内容が細かく決まっていれば決まっているほど、その日1日の勉強に対するモチベーションを高い状態に保ち続けやすくなります。加えて、「次はこれに取り組もう!」という切り替えが早くなり、「次はどんな勉強をしようかなぁ」と悩む時間も削減されるので、自然と勉強量も増えていくはずです。

この3STEPで勉強時間も増え、集中力も着実に成長した

私自身、手帳でこの3STEPを実践するなか、勉強と日々の生活の切り替えが早くなり、勉強時間も増え、集中力も着実に成長しました。加えて、「今日は何をしていたんだろう…」「最近、勉強頑張れていないな…」といった後悔にとらわれることが少なくなり、「頑張れない」を抜け出しやすくなったとも感じています。

 

手帳を書くことやこれらのSTEPを習慣にしたりすることは少し大変に感じてしまうかもしれませんが、これらの手帳術を実践した手帳が受験の日々や入試当日に自分を支えてくれます。最初は完璧に取り組もうとせず、STEP1でも述べたように少しずつ無理のない範囲で挑戦してみてください。

 

 

松島 かれん

 

2001年生まれ。東京大学農学部4年(2023年時点)。

高校1年生の頃、自信のなさやいろいろなことに悩み続け、「一歩が踏み出せない自分を変えたい!」と思い、東大受験を決意。しかし、数学では一桁の点数を記録したり、受験勉強とは何をどのように勉強したらよいのかわからず、多くの悩みに直面する。そんなときに出会ったのが手帳であった。自分は勉強が苦手なだけでなく、自分に合った勉強法も見つけられていないのだと気づく。

手帳を書き始めると、自身の性格や考え方を踏まえて勉強と向き合えるようになり、自分の行動も気持ちも大きく変化していくことを手に取るように感じた。その後、3年間10~14時間受験勉強に励み、高校から学年1人東大に現役合格。

大学入学後は、自身と同じような悩みを抱える中高生の背中にそっと寄り添い、少しでも笑顔を届けられたらという気持ちから、リアルドラゴン桜プロジェクト講師をはじめとし、全国各地で講演会を行うほか、書籍や連載、記事の執筆に励んでいる。

※本連載は、松島かれん氏の著書『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋・再編集したものです。

無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術

無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術

松島 かれん

日本能率協会マネジメントセンター

【偏差値39から東大現役合格を実現!】 高校1年生の頃、自信のなさやいろいろなことに悩み続け、「一歩が踏み出せない自分を変えたい!」と東大受験を決意した松島かれん氏。しかし、数学では一桁の点数を記録したり、受験…

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