【偏差値39から東大現役合格】限界受験生「今日の私は何をしていたんだろう…」⇒“頑張れない受験生活”から一転、無理なく〈毎日10時間超〉勉強できるようになった「アイテム」

【偏差値39から東大現役合格】限界受験生「今日の私は何をしていたんだろう…」⇒“頑張れない受験生活”から一転、無理なく〈毎日10時間超〉勉強できるようになった「アイテム」
(※写真はイメージです/PIXTA)

偏差値39・模試E判定続きの状態から東大へ。松島かれん氏が東大現役合格を果たせたのは、「手帳」を通して自己管理・自己分析・自己肯定ができるようになったからだといいます。松島かれん氏の著書『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋し、見ていきましょう。受験生だけでなく社会人にも役立つ内容です。

【STEP2】書いてきた手帳を読み返し、自身の「クセ」を知る

2つ目のSTEPは、書いてきた手帳を読み返して、自身のクセを知るということです。日々手帳を使って良い緊張感を意識しながら勉強や予定に取り組んでいると、自分が無意識にしてしまうクセや習慣などが改めて見えてくるようになります。

 

例えば、時間ごとに自身のクセや習慣を整理してみましょう。「朝」「通学時」「午前中」「お昼休み」「午後」「夕方」「帰宅時」「夜」「就寝前」と分類して、それぞれの時間における自分の状況を手帳を通して分析してみてください。「朝起きてすぐ外の空気を吸うと、活動的に1日のスタートを切ることができる」「通学時は時間が限られているから、勉強がはかどりやすい」「午前中よりも午後のほうがより一層集中できる」「夜遅く〜深夜1時までは集中できる」などと整理してみると、自分自身の特性が改めて見えてくるはずです。

 

このように、自身の特徴を整理できると、自分の集中しやすい時間や、反対に頑張れない時間などを考慮しながら1日1日を過ごせるようになるため、メリハリを一層明確につけることができ、無理なく勉強を頑張れるようになります。

 

時間の他にも、「お風呂に入ると頭もスッキリして気持ちを切り替えて勉強できる」「ご飯はゆっくり食べたほうが、1日全体を見たときに勉強へ集中しやすい」といった生活と勉強のつながりを探してみるのもおすすめです。

 

また、私の場合は「天気」もその日の勉強の進捗を大きく左右する存在の1つでした。偏頭痛を持っていることもあり、雨の日は朝起きた時点ですでに体がだるく、勉強を始めても頭が痛かったり、元気になれないために集中しにくかったのです。そのため、晴れの日は、特に自分を鼓舞してたくさん勉強し、雨の日にベッドの上でもできる勉強を残しておいて、罪悪感なくゆっくり休める状況を作っていました。

 

女性の場合は月に1回、頑張りたくても頑張れない体調のときもあると思います。そういう日に無理をしなくていいよう、「元気な日はいつもより一層頑張って、今のうちに勉強を進めておこう」などと、手帳で自身の頑張りを調整してみましょう。このように、手帳を通して自身の特徴やクセ、体調を踏まえた時間・体力配分を考え無理なく勉強に取り組める状況を整えてみてください。

次ページ【STEP3】クセを踏まえて自分だけの「時間割」を毎日作る

※本連載は、松島かれん氏の著書『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋・再編集したものです。

無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術

無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術

松島 かれん

日本能率協会マネジメントセンター

【偏差値39から東大現役合格を実現!】 高校1年生の頃、自信のなさやいろいろなことに悩み続け、「一歩が踏み出せない自分を変えたい!」と東大受験を決意した松島かれん氏。しかし、数学では一桁の点数を記録したり、受験…

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