「売り込み」は不要! 老後に毎月「年金プラス10万円」を無理なく稼げるための「仕事獲得の方法」【専門家が解説】

「売り込み」は不要! 老後に毎月「年金プラス10万円」を無理なく稼げるための「仕事獲得の方法」【専門家が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

「人生100年時代」において、老後の生活資金を賄うには、「年金」だけでなく「月々プラス10万円」の収入を得られるようにすることが有益です。副業評論家の藤木俊明氏は、そのために「ひとり社長」として副業または起業することを推奨します。藤木氏が著書『年金にあとプラス10万円を得る方法』(産学社)において、「ひとり社長」として仕事を獲得するノウハウを「副業」の場合と「起業」する場合とに分けて解説します。

◆評価を発信

仕事の評価は星マークなどで表わされます。

 

つまり、締め切りを守り、質の高い仕事をすれば、いい星マーク(どこでもだいたい最大五ツ星)が自分のプロフィールに付けられます。

 

この星マークによる評価が高ければ高いほど、仕事が来やすくなります。さらに、取引相手のレビューが記されていれば最高です。そんな星マークといいレビューがつくことこそが、最高の営業になります。

 

要は副業とはいえ、ていねいにきちんと仕事をこなし、気持ちのよいやり取りをするように気をつけることです。

 

◆実績を発信

こうして副業で実績を重ねていき、「もっと時給を上げよう」と、自分で実績を発信します。

 

その方法は、SNSもありますし、自分のホームページを立ち上げてもいいでしょう。また、セミナーを開催して情報発信してもいいでしょう。ここでも、とくに「売り込み」をするわけではありません。

 

とにかく、広く自分の実績を知ってもらうようにすることです。世の中にいる顧客候補と自分のタッチポイント(接点)を増やすことで、自然に時給の高い仕事を見つけることができるようになるはずです。

「ひとり社長」の営業方法~「起業」をする場合

◆自分でやらないと何事も進まない

今度は定年退職後、本当に法人を立ち上げて「ひとり社長」になる場合の営業方法をご説明します。

 

副業的な仕事を中心にしていきたい人には、前節で説明しました。そうではなく、「ひとり社長」として事業を行っていきたい。そのためには、商品やサービスを作らなくてはなりません。そして、それを営業しなくてはなりません。

 

会社員時代に、営業を経験した人も少なくないでしょう。会社の商品を顧客に説明し、販売する大切な役目でした。

 

「営業中」というぐらいに、会社の事業活動の中でももっとも重要で、営業がきちんとできていなければ、会社にお金が入ってこず、立ち行かなくなることはみなさんよくわかっているはずです。「自分は営業力があるから」と思っていらっしゃる方も多いでしょう。

 

たとえば、今までいた会社と業務委託契約を結び、就業条件は変わっても同じ営業活動を行うのであれば、たしかに今までの営業力はそのまま生かせます。

 

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年金にあとプラス10万円を得る方法

年金にあとプラス10万円を得る方法

藤木 俊明

産学社

森永卓郎さん推薦! 年金減少時代を生き抜く方法の一つは、不足分を稼ぐことだ。本書には、そのためのノウハウがギッシリ詰まっている。

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