趣味のスキルシェアで注意すべきポイント・具体例
◆ポイント
やはり、プロフィールの書き方と魅力的な教える内容(コンテンツ)を作ることがキモになります。自分で参加者、受講者向けのコンテンツを工夫して作成する必要はありますが、もともと好きなことなので、そんなにストレスにはならないでしょう。
そもそも、リアルな場所での体験や開講がメインでしたが、コロナ禍以後はZOOMなどを使ってオンラインで行うことも多くなっています。
ですので、オンラインでやろうとする場合は、それなりの環境(高速ネット回線、マイク、カメラなど)を揃える必要があります。
やはり、お金をいただくからにはそれなりのものを提供しなくてはなりません。その結果が参加者からの評価に表れます。
評価が上がれば、収入が増えると言ってもいいでしょう。
成功している人のお話を聞くと、教室を開いたり、企画を実施する前には入念に下調べを行い、集まってくれた方にはていねいに手作りの資料などをプレゼントするとのことでした。
また、街歩きの企画の際は、子ども連れのことを考えて、公衆トイレの位置を確かめ、コースに組み込んでそこで、休憩できるようなスケジュールを組んでいるそうです。
◆具体例
「アイニ(ain)」(https://helloaini.com/)は自分の好きなこと、得意なことを体験にして体験参加者を募るものです。
たとえば「街歩き体験」とか、「料理教室」「アロマ教室」など多彩です。週末に開催していけば、月数万円の収入はむずかしくなく、月10万円以上稼いでいる人も珍しくありません。
とくに「農業体験」のような、参加者が多く集まるものは大きな収入になるようです。
「ストアカ」は、教えたい人と学びたい人をつなぐプラットホームです。スポーツやお酒など自分が好きなことをテーマで講座を開き、教えてほしい人を集めます。
たとえば、サラリーマンがゴルフ講座を開いたり、定年退職者が包丁研ぎ教室を開いたりさまざまです。また、自分の経験してきたことをもとに、ビジネススキルを教える講座も多いようです。
やはり、月数回の講座を開き、10万円以上の収入を得ている例も多いようです。
◆収益モデル
講師や企画者として評判がついてくれば、4~5万円の収入には達します。
これだけで「年金プラ10」はなかなかむずかしいかもしれませんが、前の「スキルシェア」の副業と組み合わせ、また自分でセミナーなどを開いて「年金プラ10」を達成したいものです。
藤木 俊明
有限会社 ガーデンシティ・プランニング
代表取締役