「年収が下がる=悪いこと」ではない
年収が下がると聞くと、誰しも不安な気持ちになるはずです。人間は本能的に損失を避けたい生き物であり、当然の心理でしょう。ここでは、年収が下がってもあまり気にしなくていい3つの理由を紹介します。移住後の金銭事情が足かせとなっている人は、ぜひ参考にしてください。
1.生活費は都会より下がる傾向にある
田舎暮らしを始めるとお金の使い方が一変します。別のいい方をするなら、財布からお金を出す機会が減るのです。よく地方には娯楽が少ないといわれますが、まさにそのとおり。遊びに行きたくても、ショッピングモールやアウトレットが遠くてめったに行けない。すると必然的に遊興費は減少するでしょう。
都会暮らしでは大きな割合を占める家賃や交際費なども、田舎だとあまりかかりません。そもそも地価が安く、夜遅くまで開いているお店が少ないのです。
ただし田舎ならではの出費もあり、必ずしも生活コストが下がるとは限りません。代表的なものとして、自家用車の維持費が挙げられるでしょう。ガソリン代や自動車保険料、そしてタイヤ代などは固定費用と考えて差し支えありません。
忘れてはならないのが、暖房費やDIYの道具代です。特に昨今は水道光熱費の高騰が家計を直撃しており、日々のやりくりに悩むご家庭が多いのではないでしょうか。首都圏に暮らしているとDIYになじみがないかもしれませんが、田舎だと「ない物は自分で作る」という生活が当たり前。家の修繕にも使えるため、工具があると便利ですね。
2.都会にはない暮らしを満喫できる
田舎では「助け合いの精神」なくして生活が成り立ちません。だからこそ地域住民の交流を大切にします。確かに面倒な側面はあるものの、よい部分もあるのです。
おすそわけの文化は、その一例でしょう。実際に移住した人によると、近所の人が野菜・米・魚などをわけてくれるため、食料に困らないという意見もありました。「こんなにもらって大丈夫?」と心配になるほど貰い物が多いこともあるようです。
人間関係が希薄な都会から地方へ引っ越すと、よくも悪くもカルチャーショックを受けるでしょう。しかし異文化に飛び込むくらいの気概がないと、田舎では暮らしていけません。裏を返せば、濃いご近所付き合いに抵抗がない人は移住に向いているといえます。
福井県池田町が公表した「池田暮らしの七か条」は物議を醸しましたが、移住の現実がよくわかる資料といっても過言ではないでしょう。おすそわけに限らず、田舎において人脈作りは非常に重要だと心得てください。とにかく顔を覚えてもらい、地縁ネットワークを形成しておくと生活しやすくなります。
3.お金で買えない幸せがある
地方移住を考える人の多くは、都会での生活に少なからず違和感を覚えているはずです。仕事を選ばなければ職には困らず、確かに便利で生活しやすいでしょう。しかし時間を切り売りしている感覚を拭えないという意見も見受けられます。
・満員電車で通勤する毎日にウンザリしている
・会社での煩わしい人間関係から離れたい
・好きなときに好きな場所で働きたい
・自然に囲まれた環境でのびのび子育てしたい
・趣味を満喫しながら生活したい
移住したいと考える背景には、このような不満や希望が存在します。
住環境を変えて万事解決するわけではないものの、現状を変えるには行動あるのみ。リモートワークで出勤時間をゼロにできたり、子供と向き合う時間を増やせたりと、田舎での生活にはメリットがあります。経済的自由と精神的自由の両立は難しいですが、地方移住がその一助になるかもしれません。
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