(※写真はイメージです/PIXTA)

山本翼氏の著書『電車で学ぶ英会話』より一部を抜粋・再編集し、日本人の「英語アレルギー」の要因について考えていきます。

「島国であるが故のデメリット」

使う機会の少なさも、日本人の語学への抵抗感を増幅させた理由の一つではないでしょうか。以前はしゃべりたい、使いたいと思っていても使う環境や機会が少なかった、あるいは限定されていたはずです。

 

中には「英語を勉強する意味あるの?」とか「英語はエリート層が学ぶもの。」と思っていた方もいるかもしれません。

 

また、外国人と話をしたり接したりすること自体が珍しいことだったと思います。これらは、島国であるが故のデメリットです。

 

外国人観光客が本格的に増えだしてきたのは2000年代に入ってからですし、外国人のALT(Assistant Language Teacher:外国語指導助手)の先生が学校で授業を行うことも長いスパンで考えるとまだまだ始まったばかりです。

 

でも今は英語、外国語を前を向いて学習する時代に突入しています。いつまでも話せない理由を挙げて嘆いていても何も変わりません。

 

 

**********

 

山本 翼

 

2001年 大阪工業大学工学部 卒業

2006年 英国キングストン大学大学院 人文社会科学部 国際紛争コース 修了

高松琴平電気鉄道で車掌として勤務した経験を持つ他、教職課程を経て小学校や特別支援学校での教員経験も併せ持つ。

本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『電車で学ぶ英会話』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

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