※画像はイメージです/PIXTA

自主性の尊重、自分で考える力の養成……こうした観点から、部下に目標を設定させているという組織も多いのではないでしょうか。しかし、この体制で組織を率いると、なかには「努力をしなくても達成できそう」という基準で設定した低い目標に甘んじる部下がでてくるものです。そうした部下はなぜでてきてしまうのでしょうか? 根本的な原因をみていきます。

「EQリーダーシップ」で部下を導く

(※画像はイメージです/PIXTA)
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「EQリーダーシップ」とは心理学者でビジネスコンサルタントのダニエル・ゴールマンと、ケース・ウェスタン・リザーブ大学教授のリチャード・ボヤツィスとアニー・マッキーが提唱したリーダーシップ論です。

 

これからのリーダーは従来型のIQ=考える知性でチームをまとめるのではなく、EQ=感じる知性でチームをまとめるべきだと指摘しました。EQリーダーシップには以下の6つのスタイルがあり、状況に応じて使いわけるべきだとされています。

 

1.ビジョン型 共通の夢に向かって人々を動かす。

2.コーチ型 個々人の希望を組織の目標に結びつける。

3.関係重視型 人々を互いに結びつけてハーモニーを作る。

4.民主型 提案を歓迎し、参加を通じてコミットメントを得る。

5.ペースセッター型 難度が高く、やりがいのある目標の達成をめざす。

6.強制型 緊急時に明確な方向性を示すことで恐怖を鎮める。

 

目標を低めに設定してくる部下に対して必要なのは、このうちコーチ型の「個々人の希望を組織の目標に結びつける」というEQリーダーシップといえるでしょう。

 

しかしいきなり「EQリーダーシップを発揮しろ」といわれても困るという人も多いかも知れません。そのような人は、たとえば目標設定に関する部下との面談時に、部下の表情や言葉遣い、仕草を観察して、そこから相手がなにを感じているのかを読み取るよう訓練してみましょう。

 

また、目標設定や達成へのアプローチに関する部下と周りの人のやり取りを観察することで、部下のマインドを感じ取ることも方法の1つです。その訓練を積み重ねていくうちに、相手がなにをいえばどんなふうに感じて、どうすれば心を開いてくれるかがわかるようになります。

 

最終的な目標は部下が仕事に対してなにを考え、感じているのかを知り、そこから本人の希望を引き出すことです。部下の思考や感情を理解しようとコミュニケーションを取ることは、目標を低く設定してしまう部下の考え方を理解し、改善に導く糸口になるかもしれません。

 

 

株式会社識学

 

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