「会社のYouTubeチャンネル」がバズるか廃るかを決定的に分ける!「演者」と「更新回数」を決めるポイント

「会社のYouTubeチャンネル」がバズるか廃るかを決定的に分ける!「演者」と「更新回数」を決めるポイント
(※写真はイメージです/PIXTA)

YouTubeチャンネルでの情報発信において、誰が「演者」となるべきか、週何本くらい動画を上げるかは、チャンネルがバズるか廃るかの明暗を大きく分けます。かつて楽天で「ラクマ」や「6時間タイムセール」等のヒット企画にかかわったYouTubeプロデューサーの大原昌人氏が著書『会社の売上を爆上げする YouTube集客の教科書』(自由国民社)より、演者、更新頻度を決めるうえで重要なポイントを解説します。

18時以外にオススメの更新時間帯・曜日

ビジネス系チャンネルの場合は、あえてゴールデンタイムを外すのもいいでしょう。朝7~8時にアップすれば通勤の電車内で、11時くらいに投稿すればランチタイムに見てもらえるからです。

 

公園で一人ランチを食べながら、10分ほどのビジネス動画で勉強したいというような人は一定数いるので、昼更新は意外に狙い目といえます。

 

曜日別では、平日よりも土・日の方が視聴率が高いので、週4~5本のうち1~2本は週末にあてるのがいいでしょう。特に長尺(20〜30分以上の動画)の動画は、平日の隙間時間ではなく土日にじっくり見たいというニーズが高いので、必ず週末に公開するようにしてください。

 

平日の視聴動向としては、月曜日から金曜日にかけて徐々に視聴が減っていく傾向が見られます。これはリアル世界の盛り上がりとは対照的で、飲食店などは週末が近付くほどにぎわいますが、YouTubeは在宅率が高い週初めほど多く視聴されるのです。

 

[図表3]平日の視聴動向

 

ネタ出しや企画をいつ、どのタイミングで行うかは、社内の体制によって大きく変わってくるため、ここでは言及しないものとします。ただ、ネタはあまり先の分まで決めてしまうと公開時には古くなってしまうので、長くても1か月先までにとどめておきましょう。

 

特にビジネス系は、時事ネタやトレンドにからめたコンテンツを提供することが多いジャンルです。

 

YouTubeやTikTokのように鮮度が命のメディアで勝負する以上は、ネタは1か月以上寝かさないで、なるべく頻繁にネタ出しをするスケジュールを立てた方が、臨機応変な運営が可能になります。

 

【スケジューリングのポイント】

・最低でも週4~5回は更新する

・撮影は毎日でも、1週間~1か月分ほど撮りだめしてもOK

・更新する曜日や時間は固定する

・長尺の動画は週末に公開する

・ネタが古くならないよう、こまめにネタ出しを行う

 

 

大原 昌人

株式会社ダニエルズアーク

代表取締役・YouTubeプロデューサー

 

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会社の売上を爆上げする YouTube集客の教科書

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