「会社のYouTubeチャンネル」がバズるか廃るかを決定的に分ける!「演者」と「更新回数」を決めるポイント

「会社のYouTubeチャンネル」がバズるか廃るかを決定的に分ける!「演者」と「更新回数」を決めるポイント
(※写真はイメージです/PIXTA)

YouTubeチャンネルでの情報発信において、誰が「演者」となるべきか、週何本くらい動画を上げるかは、チャンネルがバズるか廃るかの明暗を大きく分けます。かつて楽天で「ラクマ」や「6時間タイムセール」等のヒット企画にかかわったYouTubeプロデューサーの大原昌人氏が著書『会社の売上を爆上げする YouTube集客の教科書』(自由国民社)より、演者、更新頻度を決めるうえで重要なポイントを解説します。

撮影頻度・チャンネル更新の時間帯はどうすべきか

まず撮影については、大きく下記の3パターンに分けられます。カッコ内は動画1本の尺が10分とした場合の所要時間になります。

 

・月1回、15~20本分を撮りだめする(所要時間7~10時間)

・週1回、4~5本分を撮りだめする(所要時間2~3時間)

・平日は毎日撮影する(所要時間20分)

 

私のクライアントでは、撮りだめ派と毎日派が半々くらいです。どちらのやり方でもかまいませんが、個人的には毎日撮影した方がいいと思っています。

 

毎日の習慣にしてしまえば、動画を撮ることをおっくうに感じなくなるからです。私自身も撮影は毎日派で、出社したら必ず「ダニエル社長シリーズ」用の動画を撮るのがルーティーンになっているので、まったく苦になりません。

 

撮影のあとは、外注もしくは自前で画像を編集し、完成品をYouTubeにアップする流れになります。とはいえ最初の半年間は「質より量」ですから、凝った編集は必要ありません。撮ったものをそのままアップする「撮って出し」でも大丈夫です。

 

私自身は、尺が長い動画や、対談のようにテロップが必須の動画については編集を外注に出し(編集者によって違いますが、1本8,000円〜1万円が相場)、一人で10分間トークするくらいの動画なら、社内でチャチャッと編集してそのままアップします。

 

後者の場合は、撮影前の資料の準備に30分、撮影20分、編集20分、トータル1時間強くらいで1本できあがります。

 

[図表1]対談動画

 

[図表2]自分で撮影した動画

 

更新のタイミングは「何曜日の何時」というように、できるだけ固定しましょう。すると視聴者も「このチャンネルが次に更新するのは水曜日の18時だろうから、また見にこよう」というように、更新を楽しみに待ってくれるようになります。

 

定期更新は、YouTubeからの評価につながるだけではなく、リピーターの獲得にも効果絶大なのです。

 

なお、予約投稿機能を使えば、休日や勤務時間外に投稿することも可能です。

 

更新する時間帯は、夕食後から就寝前にかけてのゴールデンタイムに見てもらうことを想定して、多くのチャンネルが20~23時に更新しています。

 

ただし私のおすすめは、それよりも2時間早い18時です。

 

20時以降はあらゆるジャンルの人気チャンネルがこぞって更新するので、エンタメ系にくらべると訴求力が弱いビジネス系は、どうしても後回しにされがちです。

 

その点、18時更新ならまだ競合が少ない上、みんながYouTubeを見始めて、新しい動画が「おすすめ動画」に上がり始めるホットなタイミングにあてることができます。

 

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会社の売上を爆上げする YouTube集客の教科書

会社の売上を爆上げする YouTube集客の教科書

大原 昌人

自由国民社

ビジネス系のYouTube集客では、 チャンネル登録者数などは重要ではありません。 なぜなら、重視するのは広告収入ではなく、本業の収入を上げることだからです。 ですから、いくら、登録者数を稼いでいようと、動画の再生…

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