誰のために書く?
ネットにおける発信は、「継続する」ことが何よりも大切です。
継続するために大切なことは、自然体の自分で書き続けることです。
自分の商品やサービスを宣伝するような投稿ばかりを続けては、読み手から飽きられてしまいます。情報発信は読み手の「役に立つ」ことと、「心が動く」ことがポイントです。
発信する側は、「読み手のため」と同時に「自分のため」に書く、という意識が大切になります。
自然体で情報発信を長い期間継続するためには、世の中で起こっていること、世の中に存在するものを自分のフィルターを通して変換し、発信する能力を身に付けることが求められます。その際に書き手は自分のフィルターを通すことにより、世の中の事象を切り取り、読者の役に立ったり心を動かしたりするコンテンツを生み出すのです。
このような書き方をすると難しく感じるかもしれません。
しかし実際にやるべきことは難しくはありません。
たとえば、あなたが睡眠を記録してくれる良いスマホアプリはないか、と感じているとします。現状あなたは「満足できる睡眠管理アプリが見つかっていない」という「不便」「不満」を感じているわけです。
あなたは「満足できる睡眠管理アプリを探す」という行動を起こします。
ネットや雑誌などで調べて複数のアプリをダウンロードして比較・検討します。
さらにSNSでフォロワーやお友達に「睡眠管理アプリのオススメはないですか?」と質問して、お友達からオススメを教えてもらったりもします。
その結果、3つのアプリを実際に試してみて、その中からもっとも自分にしっくりくるアプリを1つ選びました。あなたはそのアプリに満足し、日々睡眠管理を行った結果、睡眠の質も量もアップし、寝不足を解消して日々の生活の満足度が上がりました。
この経験を記事にして発信するのです。
発信する際のポイントとしては、現在進行形の悩みや相談についても発信して構わないということです。特にTwitterやFacebookなどの双方向性が強いSNSには、現在進行形で感じている「不便・不満」を投稿し、周囲からサポートしてもらいましょう。
複数のアプリを試そうとしているタイミングでも、SNSに「このアプリを試そうと思う」というような、進行形の投稿をしていくことで、トピックに興味がある人が定期的に読んでくれるようになります。
そして最終的に満足のいくアプリを見つけられたなら、全体の経緯と比較検討したアプリ、それぞれの特徴や気に入ったポイント、イマイチだったポイントなどを書き、最終的に選んだアプリの気に入った点などをブログにまとめて投稿するのです。
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