（※写真はイメージです／PIXTA）
自分が好きなことで独立・起業して成功し、「経済的自立」を手に入れるためには、何をすればよいのでしょうか。年間1,000万PVのプロブロガーで、独立・起業をサポートするセミナーや講座を多数開催している立花岳志氏が、著書『起業メンタル大全』（自由国民社）から、起業家に必要な考え方や知っておくべきノウハウについて解説します。
好きなことで稼ぐにはどうすればいい？
好きなことで稼ぐには、大きく分けて2つの方法があると思います。
1つは、既に出来上がっているビジネスのプラットフォームを活用して稼げるようになる、という方法です。
もう1つは、自らの「好きなこと」をオリジナルの商品やサービスとして開発し、それをネット上で様々な形で販売するという方法。
前者の方が難易度が低く、後者の方が難易度が高くなります。それぞれ説明していきましょう。
たとえば「文章を書くのが好き」と感じる人がいて、「文章を書くことでお金を稼ぎたい」と考えたとします。
今はインターネット上に、文章をお金に変えるツールやサービスがたくさん用意されています。
私がブログをスタートし、収益化を考えたときに最初に取り組んだのが「アフィリエイト広告」でした。
アマゾンのアフィリエイト広告サービスにアカウント登録をし、アフィリエイトの申請を行います。
アマゾン側で審査が行われ、審査に合格すると、自分のブログで商品やサービスを販売できるようになります。
あとは、ブログに記事を書き、その記事に該当する商品のアフィリエイトリンクを埋め込めば、読者が購入してくれると広告報酬が私のもとに入ることになります。
具体的には、書評記事を書き、その本へのアフィリエイトリンクを記事内に埋め込むことで、書評記事を読んでくれた読者の方がアマゾンへのリンクをクリックして本を購入してくれると、購入代金の数％が私の広告報酬として後日支払われることになります。アフィリエイト広告はアマゾンだけでなく、様々な企業が広告を提供しています。
アマゾンや楽天のように自社でアフィリエイト部門を持つ企業は少なく、多くの企業は「アフィリエイト・サービス・プロバイダー（以下「ASP」と呼びます）」と契約し、ASP がブロガーと契約する形になっています。
このような形で、既に出来上がっている「稼ぐ仕組み」を活用すれば、「好きなこと」と「稼ぐ」を接続することが、比較的簡単にできます。
