独立・起業をした人は「成果」で働くことになる
サボっていて成果が出なくても一定額の給料がもらえる代わりに、目覚ましい成果を上げても給料が劇的に上がることはなく、「あなたは頑張ったから明日から1ヶ月間会社に来なくていい」とはならないわけです。
独立・起業すると、この価値観があっという間に崩れ去ります。
起業家は時間ではなく、成果で働きます。
どんなに時間をかけて企画をしても、商品が1つも売れなければ売り上げはゼロ、自分の収入もゼロになります。
一方、片手間で10分で企画したものでも、バカ売れして100万円の利益が出れば、時給600 万円という計算になります。
日本人は「長く働くことは良いこと」という固定観念を持ってる人が多いですが、起業家にこの考え方は当てはまりません。できるだけ働く時間を短くし、できるだけ多くの成果を上げることが最良のことです。
もちろん成果が大きく、その状態で働く時間を長くすれば売り上げはもっと上がることにはなります。
自分の商品やサービスをいかにたくさんの人に買っていただくか。いかに効率よく効果的に商品やサービスの販売にレバレッジをかけるかを考え抜く必要があります。
レバレッジをかけるとはどういうことでしょうか。
たとえば、本の原稿を書く作業はコツコツと根気がいるもので、数ヶ月かかります。しかし、原稿が完成して印刷・製本されると全国の書店に届けられ、皆さんの手に渡るわけです。
電子書籍化もされますので、スマホやタブレットにダウンロードして読んでくださる方もたくさんいます。
つまり、1回書いた原稿は、数千倍・数万倍にレバレッジがかかり、皆さんの手元に届くわけです。
1対1の個人コンサルティングの場合、一度に私とお話ができるのは1人です。
個人コンサルティングだけで売り上げを上げようとしたら、ひたすら人数を増やすしかありません。つまり、売り上げを上げようとするなら、働く時間を長くするしかないわけです。
一方、セミナーなら私が講義し、たくさんの方が受講してくださる形でレバレッジをかけることができます。