(※写真はイメージです/PIXTA)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2023年1月2日~1月13日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。

為替

ここ2週間の豪ドルの対円レートは、小幅に下落しました。豪州で発表された11月の小売売上高や貿易収支などの経済指標が市場予想を上回る良好な結果となったほか、中国への石炭輸出が再開されることになったことから、豪ドルの対米ドルレートは上昇しました。一方で、米国では消費者物価指数の前年同月比の上昇率が6ヵ月連続で鈍化したことなどから、主要通貨に対して急速に米ドル安が進行しました。このため、円高・米ドル安の影響もあり、豪ドルの対円レートは小幅ながら下落となりました。

 

(注)左グラフは2022年1月13日~2023年1月13日、右グラフは2022年12月30日~2023年1月13日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2022年1月13日~2023年1月13日、右グラフは2022年12月30日~2023年1月13日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

金利

ここ2週間の豪州3年国債利回りは低下(債券価格は上昇)しました。米国で消費者物価指数の前年同月比の上昇率が6ヵ月連続で鈍化したことなどにより、米連邦準備制度理事会(FRB)が次回会合で利上げ幅を縮小するとの見方が強まったことなどから、米国債利回りが低下し、連れて豪州の3年国債利回りも低下しました。

 

(注)左グラフは2022年1月13日~2023年1月13日、右グラフは2022年12月30日~2023年1月13日。 (出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
(注)左グラフは2022年1月13日~2023年1月13日、右グラフは2022年12月30日~2023年1月13日。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

 

 

※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2023年1月2日~1月13日のオーストラリアマーケット動向』を参照)。

 

(2023年1月16日)

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