(※写真はイメージです/PIXTA)

本稿では、収益用物件を見極めるための知識として、「物件概要」の主な項目と内容について解説します。

現況

土地や建物の状況についての記載です。

 

土地については、造成工事中、上物あり、古家あり、更地などといったケースがあります。上物あり、古家ありというのは土地のみの売買であり、建物は価格に含みません。

 

建物については、空家、居住中、賃貸中といったケースがあります。居住中、賃貸中では事前に建物内を見ることができない可能性があります。

引渡日

売買契約のあと、実際に物件を引き渡す日程です。通常は応相談となっています。

設備

電気・水道・ガス・排水(浄化槽/下水道)など生活インフラについての記載です。

 

水道について上水道か井戸か、ガスについては都市ガスかプロパンガスか、排水については浄化槽か下水道か、などを確認する必要があります。浄化槽ではメンテナンス費用がかかります。

 

それぞれの設備によって、初期費用や維持費が変わってきます。

備考

売主や仲介会社が、買主との間で後々トラブルにならないよう、あらかじめ知らせておくために記載しているものです。買主にとって注意すべき事項が多いため、意味が分からない場合は、必ず仲介会社に聞くべきです。

 

 

會田 和宏

株式会社あおば不動産販売 代表取締役

 

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※本連載は、會田和宏氏の著書『勝てる! 不動産投資~投資初心者のための物件購入の基礎知識~』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

勝てる!不動産投資 ~投資初心者のための物件購入の基礎知識~

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會田 和宏

幻冬舎メディアコンサルティング

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