ターゲット心理を「先読み」する方法
「ターゲット心理の先読み」は、コンテンツ企画のファーストステップであり、さらにコンテンツをストーリー化することにおいても有効です。
この「ターゲット心理の先読み」が上手くいくかどうかが、ウェブブランディングにおいての最も大きな成否の分かれ道といっても過言ではありません。
ところが「お客様の気持ちが先にわかれば苦労しないよ……」「そこをどうすればよいのかがそもそもわからない……」という声もあるはずです。
そこで、心理を先読みする方法についてまとめます。
心理を先読みする方法1|市場調査を専門会社に依頼する
消費者のニーズ調査やモニター調査、アンケート調査などを専門的に行う会社があります。
大手の調査会社では「マクロミル」が有名ですが、小規模の会社も存在し、「市場調査」などで検索するとたくさんの会社が出てきます。このような会社にターゲットのニーズを調査してもらうことは手っ取り早い方法です。
しかしながら当然費用がかかります。調査内容や依頼先によって価格には大きな差がありますから、検討するにしても慎重に行うべきです。
専門会社に依頼すれば確実にターゲット心理が把握できるわけではありません。依頼する際は、サンプル数は十分か、調査方法は適切かなどもチェックすることが大切です。
心理を先読みする方法2|Q&AサイトやSNSで調べる
インターネット上にはわからないことや気になることを質問したり教え合ったりすることができる「Q&Aサイト」があります。「Yahoo! 知恵袋」、「OKWAVE」、「教えて!goo」などがその代表的な存在です。
これらのQ&Aサイトは過去に投稿された質問とその回答を簡単に閲覧することができます。カテゴリ別やフリーワードで検索することもできるため大変便利です。たとえばYahoo! 知恵袋で「ハウスメーカー」で検索すると、ハウスメーカー選びで迷っている人や不安に感じている人などの質問と回答をとても簡単に引き出すことができます。
またTwitterやInstagramなどのSNSで、自社の業界に関する話題をチェックすることも有効です。たとえば競合他社の商品や自社の商品・サービスに関連するキーワードで検索し、どのようなコメントがついているのかなどを調べることができます。
このようなQ&AサイトやSNSの利用はコストがかかりません。自分で工夫しながら活用することで、ターゲット心理を読み解くためのヒントが眠っている宝の山といえますので、ぜひ活用するべきです。