顔の歪みも〈タルミもクボミ〉も左右差も治せる!従来不可能だった「瞼形成」の次元を変えた4D新挙筋法

顔の歪みも〈タルミもクボミ〉も左右差も治せる!従来不可能だった「瞼形成」の次元を変えた4D新挙筋法
(※写真はイメージです/PIXTA)

目の表情を主に司る上瞼眼の形状や機能の特徴は、千差万別十人十色。全切開せずに左右差や目元の印象まで自在に変えられる技術が存在するというが、一体どんな方法なのか。「美容医療国際職人集団」と言われるJSAS会員であり、高須克弥医師の孫弟子にもあたる医療法人美来会理事長、九野広夫医師。九野氏は、美容医療の他院修正専門医院を立ち上げ、これまで数多くの不幸な医療事故や医療過誤を目にしてきた。本稿では九野氏に、従来法では不可能だった、瞼形成バリエーションの次元を変えた「4D新挙筋法」について解説いただく。

 

4D新挙筋法の適応範囲と効果のバリエーションは、従来法とは全く次元が異なる

瞼のクボミは生来の遺伝的要因で成人期前後でも生じることもあり得ますが、多くは加齢現象です(遺伝的要因でさえヒアルロン酸や脂肪等の注入法が正解であるとは限りません)。

 

クボミが(コンタクトレンズ装着時の牽引やアトピー性皮膚炎罹患者の擦過刺激等も含む)加齢現象であるからこそタルミも同時に生じている場合が多く、その場合は4D新挙筋法を用いてタルミをクボミに収納させるだけで、一石二鳥に解決するばかりか開眼度もUPします。

 

それのみならず多重ライン・睫毛の向き・目の大きさや上下位置に至るまで、或る程度自在に変えられます。本法は上眼瞼脂肪過多や結膜疾患等を除き、4D新挙筋法は成人老若男女全てに適応可能です。

眼球の上下位置の左右差の原因は鑑別を要します

眼球の上下位置に左右差がある場合には、眼窩骨レベルなのか表情筋群レベルなのか、前額からのタルミや神経損傷等が主原因なのかの鑑別を要します。それらが複合的に合わさっていることもあるため、大抵の医師は「治療対象ではない。眼窩の骨の位置から変えなければ治らない」と思い込むことでしょう。

 

眼球の上下位置に左右差がある場合、形成外科的には通常「頭蓋骨→骨格筋→表情筋群→筋膜→皮下組織→皮膚」の順に歪みや非対称性を評価しようとします。無論、外傷や瘢痕、タルミや神経損傷等があればそれも加味しますが、眼球の上下位置はそれらのみでは変わりません。

 

治療に携わって注意深くモニター様たちの予後も観察し続けて判ってきたことですが、実は、上記の医学的因果律のセントラルドグマに反する事例が幾つも見受けられました。つまり、「上下眼瞼の何らかの手術を受ける→その結果何らかの左右差が生じる→脳が無意識に補正しようとして表情筋群の働きに慢性的な左右差を齎す→顔面全体が歪む→眼球の上下位置に見かけ上の左右差がある様に見られるに至る」です。

 

実際、この記事の2例目の症例では当院での手術後すぐには眼球位置の左右差の改善がそれほどみられませんでしたが、数ヵ月以上経過して初めて左右対称になっていったのです。これは、補正された上下瞼の状態に脳が無意識に時間をかけて順応してきたと説明するしかできない現象でした。

 

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