(画像はイメージです/PIXTA)

50代は、仕事もプライベートも将来もいろいろ悩み出す時期──数々のベストセラーを世に生み出してきた著作家兼俳優の中谷彰宏氏は、毎日ゴキゲンに過ごすキーワードは「色気」だと話す。本連載では、50代がさまざまな場面で「色気を出す」中谷彰宏流の方法を、『色気は、50歳から。』(中谷彰宏著、春陽堂書店)より抜粋転載でお届けする。

 

「自分がどう見られるか」より「相手がどういう気持ちか」を考える

色気は、主観ではなく客観から生まれます。

 

他者承認は、実際は客観ではありません。色気のない人が一番気にしているのは、「自分がどう見られるか」です。

 

色気のある人は、まず、「相手が今どういう気持ちでいるか」を考えます。

 

両者は、似ているようで違います。

 

「自分も、相手が今どういう気持ちで自分を見ているか考えています」と言う人は、その時点で主観へ戻っています。

 

色気のある人は、相手がどういう気持ちでいるかを、自分とは関係なく考えられるのです。

 

自分がどう見られるかを気にしている人は、常に言い訳をします。言い訳を始めると、その人に色気はなくなります。

 

電車に高齢者が乗ってきた時に、

 

「ここで席を譲ったら偽善者だと思われないだろうか」

 

と思うのは、自分のことを考えています。

 

「以前、席を譲った時に、『そんな年寄りではない』と怒られたことがあって」

 

と言い訳する人も、自分のことを考えています。

 

それより素直に

 

「今、座らせてあげたい」「しんどいだろうな」

 

と、相手の気持ちを優先することが色気になるのです。

説明するより、物語を語る。

色気は、妙なウンチクを言わないことから生まれます。

 

ワインのウンチクをさんざん聞かされるのはしんどい。「このボルドーがどんなにすばらしいか」という話は、全部説明です。美術館に行っても、説明が多いのです。

 

色気のある人は、物語を語ります。説明は、事前にネットなどで調べてきたものです。その話は、情報化社会ではみんなが知っている情報です。色気のない人のウンチク話は、ネタ元がバレます。「これ、ネットで出ていた」「あのテレビでやっていた」というネタばかりです。

 

本当に色気のある人は、自分の体験談を語ります。それはネットに出ていないので、調べようがありません。

 

そこには物語があります。

 

銀座の一流レストラン・エスキス支配人の若林英司さんの「ボルドーには大きい川があって、橋が二つしかないんです」という話は、ネットで調べても出ていません。その人が現地に行ったからわかるのです。

 

色気のない人は、絵・ワイン・クラシックの説明を「自分はこんなに知っている」という自慢に持っていきます。

 

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