即答する。
色気のある人は、行動がとにかく早いです。何かに誘うと、即答します。
ネットで見つけると、即ポチできます。これは情報化社会を生き抜く上で一番大切なことです。
ネットリテラシーは、結局、即ポチできるかどうかです。これはIT力の問題ではなく、メンタル力です。即ポチできない人は、「自分にはまだ早すぎるんじゃないか」と言います。
50代になって早すぎることは何もありません。ベストタイミングは、「早すぎる」ことです。早すぎも遅すぎもしないことは、もう遅いのです。
魅力的な人は、「ピアノをバイエルから練習しています」と、50代で一から勉強を始めます。
「早すぎる」と言う人は、ある日突然「遅すぎる」と言い出します。そういう人は行動の幅が狭いです。50%のものが早すぎて、50%のものが遅すぎるという感覚です。それでは行動するタイミングがいつかわからなくて、どちらもできません。
色気のある人は、「早すぎること」も「遅すぎること」も両方できるのです。
タイミングの悪い人ほど、タイミングにこだわります。「切りのいいところから始めよう」と言う人は、結局始められません。
切りの悪いところから始めることで、色気が生まれるのです。
自分から、会いに行く。
色気のある人は、面白い人に会っています。会っている人の幅が広いのです。
人数は関係ありません。同じ価値観の人とたくさん会っていても、幅は広くなりません。一緒に行動したり、ごはんを食べたり、話しても楽しい人は、「そういう人とどこで出会うんですか」と思うようなヘンな人に会っています。
いつもの店で、いつものものを頼んでいると、いつもの人に会うだけです。
行動を変えない限り、ヘンな人に出会うことはありません。ヘンな人と出会うためには、じっとしていてもダメです。
50代は役職も自動的に上になるので、向こうから会いに来る人がそこそこ増えます。その大部分は、利害でつながる人です。
ヘンな人は、利害のない人です。利害のある人とは、もう会い尽くしています。