還暦トレーニーのこだわりのバッグの中身
▶私のトレーニングバッグの中身
最後に私のトレーニングバッグの中身を紹介しておきたい。このトレーニングバッグ自体もいろいろ試して「ノースフェイス」のナップザックタイプに落ち着いたが、同じバッグが多くて(まぁ、これが安くて実用的でジムバッグには使いやすいということでもある)。最近は「フライターグ」に代えたばかり。このなかには、還暦トレーニーじゃなきゃありえないものが入っていて我ながら笑う。
・吸水タオルと着替えのTシャツ
・靴 底が堅くて薄いリーボックの「クロスフィット」
足トレのときは指先が5本に分かれた「ビブラム」を持って行くときもある。ただし、5本指をしかるべきところに入れるのが意外に面倒くさい。この面倒くささは5本指ソックスを履くときと同じ苦労。
・胸、背、足の種目に合わせた各種ギア
このほか、グローブとベルトは共通していつも必ず持って行く。
・加圧トレーニング用ベルト
フリーウエイトとマシンのトレーニングが一通り終わった後、パンプアップのために加圧トレーニングも1種目。30回、20回、10回のディセンディング・セットで1回やる。「パンプした」という気分を味わうためで、正直、その後の効果と影響についてはよくわからない。しかし、アーノルド・シュワルツェネッガーも言っているぞ!
「パンプアップはセックスより気持ちいい!」
・500mlの水筒
水分は1日3ℓ摂れといわれている。
・プロテインと甘酒
プロテインは20〜30g、グルタミン5gとクレアチン5gを加えてある。これを甘酒に溶くとドロドロで腹持ちもいい。その日に摂る他の糖質量によっては甘酒を低脂肪乳とか豆乳やアーモンドミルクに変えることもある。
・アンダーアーマーのマウスピース
マウスピースは使う人とまったく使わない人に分かれる(使わない人の方が多い)。どんなスポーツでもそうだが、力んで噛みしめない方がかえってパワーが出るというのが最近の定説。私の場合、噛むくせが治らないのと、そのために前歯の先を欠いたので使っている。アンダーアーマーのマウスピースは奥歯で噛んでむしろ口先を開かせるという仕様。ただし歯科医院で作ってもらう必要があるのが面倒。
・芍薬甘草湯
足がつったり、運動中のこむらがえりや痙攣、突発的な腰痛があったりする場合に効く。高重量で腹筋をやるとかならずつるので、つったらすぐに飲む。西洋医学的には筋肉がつるのは水分やカリウムなどミネラル不足が原因といわれている。
・葛根湯
マシンの位置によってはクーラーの吹き出し直下ということもある。汗をかいた体に直撃すると風邪を引く。「クシュン」と少しでも風邪が入ったと感じたらその場で飲めば葛根湯はよく効く。実は私、北京中医学院に留学経験もあるので、東洋医学には少々うるさい。
・消毒用ジェルとマスクと歯ブラシ
バーベルやダンベルのシャフトは見ず知らずの人が誰彼となく接触する。ジムで風邪を引いて以来、手洗いには少し気を遣う。トレーニングが終わってプロテインを飲む前に忘れず消毒用のジェルも使う。
・小型の老眼鏡
大きな声では言えぬが……。マシンのウエイト表示の数字が細か過ぎて読み取れないぞ!
城 アラキ
漫画原作家
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