貼り紙、空き情報を「見える化」…次々と打った対策
理事会で検討の結果、できることからはじめることになった。
まず、管理員にいつも以上に駐車場の巡回をお願いし、「ここであそぶのは、あぶない!」というひらがなでイラスト入りの貼り紙をラミネート加工で作成し掲示した。
たしかに、一昔前までは、駐車場は「満車」続きで順番待ちだった。いまは空きがあることを知らせるため、掲示板に駐車場の空き状況を定期的に案内することにした。より詳しい最新情報は管理員か管理会社で確認するよう書き添えた。
また外部駐車場の使用者などには、管理員から説明をしてもらった。その結果、3台の車両がマンション駐車場に戻ってきてくれることになった。
また、駐車場のアンケート結果の配布とともに、バイク置場について追加でアンケートをとることにした。その結果6台も希望者がいた。これからバイクを購入する人やマンション内に無断駐車している人、外部に借りている人などさまざまだ。6台バイク置場を新設することになった。
2台は、駐輪場(自転車置場)の空きスペースに白線を引き区画を作った。放置自転車を撤去しできたスペースを活用した。
放置自転車の撤去には、何度も呼びかけするなど細心の注意を払った。残り4台は、機械式駐車場の空きパレット(中段2台)にバイク固定装置を付ければ停車できるようになると知り、固定装置を設置してできた区画だ。
バイク置場の月額使用料は、区画やバイクの大きさではなく排気量で決めた。原付1,000円、400ccまで3,000円、400cc以上5,000円である。
来客用の平面駐車場のうち1台は、バリアフリー用の契約者駐車場に変え、車椅子などの人に優先的に平置きと同使用料で貸すことになった。希望者が多い場合は事情を考慮して、それでも判断できない場合は抽選でと理事会では考えていたが、事故で車椅子になられた住戸の人が借りることになった。
来客用の駐車場は、いままで通り平面式1台とその都度、空いているところを活用し、3時間まで500円、それ以上は1日1,000円とした。
管理事務室で駐車許可証を発行する際に使用料を徴収し、車両の前面ウィンドーに挟み外から見えるようにする。機械式駐車場を来客用として使用する際は、管理員や役員などが立ち会うことにした。
このようないろいろな取り組みをした結果、満車にはまだまだだが、4台の契約が増え、来客用駐車場の有料化、バイク置場の新設と、少しだが改善することができた。
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