無断延長を絶対になくしたい…レンタルスペースの無人運営、不正利用対策のノウハウ

無断延長を絶対になくしたい…レンタルスペースの無人運営、不正利用対策のノウハウ
(※画像はイメージです/PIXTA)

働き方の変化から急速にニーズが拡大し、個室ブースや会議室などの「無人レンタルスペース」が増えています。しかし、無人運営ゆえの「不正利用」問題に頭を悩ませる運営者も多いようです。本記事では、この問題を解決する不正利用対策のノウハウを解説していきます。

 

気軽な利用延長を促進する環境づくり

不正利用をさせる前に、気軽に利用延長ができる環境を整えることも大切です。空間の収益化にもつながります。

 

延長機能のある予約・決済システムの利用

延長機能のある予約・決済システムを導入することで、予約・決済・利用延長の手続きを自動化でき、利用者の利用延長を行う手続きのハードルを下げる効果を生み出せます。

 

たとえば、予約確認画面からボタンを押すだけで気軽に利用延長ができたり、利用終了前にメール通知を行い延長利用の手続きを案内できるツールもあります。決済までできる仕組みのものなら、運営者も利用者も利用延長の手続きに手間がかからず、不正利用をさせない仕組みを作ることができます。

 

空間収益化ソリューションの利用

部屋に機器を設置することで、利用延長を気軽に行うことができ、残りの利用時間の表示や空調などとも連動できるシステムです。スペースのドア付近の壁に設置する場合が多く、利用延長を視覚的に誘導できるため、利用者の利用延長の手続きのハードルを下げる効果を生み出せます。

まとめ

不正利用に対する対策と運営ノウハウいかがでしたでしょうか。無人レンタルスペースの不正利用に対する対策は、100%の対策は難しく、不正利用による損失より対策のほうがお金がかかるので、「不正利用の損失と対策コストのどちらもミニマムに抑える対策」を実施することをぜひ意識して実践してみてください。

 

 

畠山 祐季

株式会社構造計画研究所

RemoteLOCKチーム Webディレクター

 

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