還暦筋トレーニーが「パーソナルトレーナー」をつけない理由 (※写真はイメージです/PIXTA)

マシンの動かし方を知るのと、そのマシンが使える、あるいは使って筋肉に刺激を与えられるというのはまったく意味が違う。還暦から筋トレを始めた城アラキ氏が著書『負けない筋トレ 還暦から筋トレにハマったら、「肉体」と「人生」が激変した!』(ブックマン社)で解説します。

疑問や質問ができるのは初心者ではない

■最初だけはパーソナルトレーナーをつけたい理由

 

通常、どんなジムでも新入会員のための初心者講習会はある。ただ、このときに教えてもらえるのはマシンの簡単な使い方で、フリーウエイトには触れないのが普通だ。もちろん初心者向けの簡単なプログラムメニューもあるから、たいがいこれを参考にトレーニングする。

 

しかし、私自身もそうだったが、最初のうちはこの初心者向けのプログラムの意味を理解していない。筋トレに限らない。初心者というのは「自分が何がわからないか、そのこと自体がわからないから初心者」なのだ。疑問や質問ができるのは実は、初心者を脱しつつある証拠なのだ。しかも、マシンの動かし方を知るのと、そのマシンが使える、あるいは使って筋肉に刺激を与えられるというのはまったく意味が違う。

 

「パーソナルトレーニングの利点はなんですか?」と、直接トレーナー鈴木さんに訊いてみた。意外に思いがけないことだった。

 

「50歳を過ぎた女性の方なんですが、そのお歳になると、人から褒められるということが少なくなるそうなんです。確かにそうかもしれませんね。家庭では奥さんだったりお母さんだったり、誰も褒めてくれない。だからトレーニングで頑張ったときに、トレーナーから『凄いですね。頑張りましたね』と言われることは素直に嬉しいと」

 

なるほど、これは納得だ。

 

「あとは、パーソナルトレーニングを予約してしまうと、サボるわけにはいかなくなりますから。次回もなんとか時間を都合してトレーニングをするので続けやすい(笑)」

 

ただし、パーソナルトレーナーをお願いすると、1回2000〜3000円程度、マスコミなどで名前が知られた有名トレーナーさんだと1万円を超えることもあるようだ。美人で名前も知られたトレーナーさんに追い込んでもらうと、どんなに苦しくても頑張れる。そう思えるなら決して高くはないだろう。が、私はトレーナーに筋肉は求めても美貌は求めないので、(というか、むしろ気が散ってジャマなので)無縁の世界だ。

 

■大事なのはコミュニケーション

 

昔のことだが、いろいろなジムで単発のパーソナルトレーニングを頼んだこともある。しかし、たいがい全身トレーニングの流れをざっと教えられるだけで、正直、これなら金を払うほどのことはないと思った。

 

しかも、若い男性トレーナーだとこちらをジジイと侮るのか、労りの言葉はかけても、本気の追い込みはしてこない。結果、なんだか物足りないまま終わってしまう。「はい。イチ……ニィ……サン……」と、君の仕事は横にいて数を数えるだけかい? と嫌みのひとつもつい言いたくなる。ちなみにむしろ若い女性トレーナーの方が、厳しく接してくる気がするが、あれはなぜだろう。

 

これは自分の反省でもあるが、トレーナーさんにしても1回だけのパーソナルでは、なかなか相手の本気度も測りかねて教えづらいのではないかと思う。筋トレの目的はもちろん、週に何回通えるのか、食事管理はできるのかなどを含めて最初に相談してみるといい。この、相談含めてのパーソナルである。5回とか10回とか、あらかじめ回数を限ってとりあえず頼んでみるというのも方法だ。チケット制の回数券が利用できるジムもある。

 

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    漫画原作家

    立教大学在学中からライター活動をはじめコピーライターを経て漫画原作家に。「ソムリエ」「ソムリエール」「バーテンダー」シリーズなど酒に関する漫画の他、「相場師」「株―マーケット」など経済漫画から「にらぎ鬼王丸」など刀剣漫画まで、広いジャンルで著書多数。趣味は、筋トレとワイン&カクテルとフェラーリ。

    著者紹介

    連載中高年メタボオジサンのための「読む筋トレ」入門

    本連載は、城アラキ氏の著書『負けない筋トレ 還暦から筋トレにハマったら、「肉体」と「人生」が激変した!』(ブックマン社)より一部を抜粋し、再編集したものです。

    負けない筋トレ

    負けない筋トレ

    城 アラキ

    ブックマン社

    『ソムリエ』『バーテンダー』など、数々のお酒にまつわる傑作漫画の原作を手掛けてきた著者は自他ともに認める酒呑みであり、美食家だ。3日に一度は暴飲暴食。仕事柄、1日の歩数が500歩なんてザラだった。運動もしない日々を…

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