※画像はイメージです/PIXTA

働く世代のうちの約6割が転職経験者という昨今。企業経営において、離職率は悩みのタネのひとつですが、従業員の職務満足度である「ワークエンゲージメント」を上げることで、離職率の大幅改善も期待できます。では、どのようにして「ワークエンゲージメント」を上げればよいのでしょうか? みていきましょう。

 

そのほかの従業員の精神的な側面を表す概念

ワークエンゲージメント以外の、従業員の精神的な側面を表す概念を解説していきます。

 

■ワーカホリズム(ワーカホリック):ネガティブな過剰労働

「ワーカホリズム」とは、従業員の活動水準が高いものの、ネガティブな感覚を持ちながら働いている状態を指しています。活動水準が高いという点ではワークエンゲージメントと同様ですが、ワーカホリズムの場合は「働かなければならない」といったような強迫観念にかられている点が異なります。

 

■バーンアウト(燃え尽き症候群):没頭しすぎによる意欲・関心の低下

「バーンアウト」とは、仕事に没頭しすぎることで疲弊し、仕事への意欲や興味関心が失われた状態を指しており、「燃え尽き症候群」とも呼ばれています。ワークエンゲージメントとは真逆であり、バーンアウトすると活動水準が低くなり、「熱意・没頭・活力」が無くなってしまいます。

ワークエンゲージメントを高めるメリット

ワークエンゲージメントを高めるメリットは、大きくわけて3つあります。

 

■生産性の向上

ワークエンゲージメントが高ければ、従業員が仕事に対して高いモチベーションを持って積極的に仕事に取り組むため、組織やチームの生産性向上が期待できます。前述した「令和元年版労働経済の分析」でも、ワークエンゲージメントが上がるほど労働生産性も上がることを示唆するデータが示されています。

 

■顧客満足度の向上

顧客対応や接客をする際に、従業員のワークエンゲージメントが高ければ、顧客満足度の向上が期待できます。モチベーション高く熱意をもって仕事をする従業員の姿をみれば、顧客の企業への信頼感も高まるでしょう。

 

■離職率の低下

ワークエンゲージメントを高めることで離職率の低下につなげられます。実際、「令和元年版労働経済の分析」では、「1on1ミーティング」などワークエンゲージメントを高める取り組みによって働きがいを向上させることで、離職率を大幅に下げることができた事例が紹介されています。

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