(※写真はイメージです/PIXTA)

文部科学省のGIGAスクール構想事業に参画する、アジア株式会社の代表・竹本雄一氏。「四国の小中学校にタブレット18万台を納入する」にあたって、大学生アルバイトを募集し、「キッティング」というタブレットの設定作業に取り組んでいました。この記事では、そこで見た「中国人留学生アルバイトの働きぶり」について見ていきます。

最近の日本ではあまり見られない…“妙に感心した”ワケ

なにか待遇に不満があるのかと思って聞くと、そうではなく、作業の段取りを彼らなりに理解したうえで、「これはこうしたほうが早い。こうやらせてほしい」と、日本語でちゃんとメモまで用意して提案してくるのです。

 

そして、興味深かったのは彼らが助け合うことです。作業が遅い子がいると、リーダー格の子が見かねて、アドバイスをします。

 

「君が遅いのは、このやり方が間違ってるからだ。こうやれ」

 

遠慮せずにはっきり言い、言われたほうも素直に聞き入れる。最近の日本ではあまり見られない光景に、妙に感心したものです。

 

 

******************

竹本 雄一

昭和44年(1969)、大阪府堺市に生まれ、徳島県阿波市で育つ。

徳島県穴吹カレッジ卒業後、NEC、リコー勤務などを経て、平成27年(2015)、アジア合同会社を設立、令和3年(2021)、アジア株式会社に改組。同社の代表として、自治体・民間のDX業務に携わっている。

※本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『DXで会社が変わる』(幻冬舎MC)より一部を抜粋したものです。最新の法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録