「呼吸法を意識する時間」を毎日持つ
正しい呼吸を身につけるためには、「姿勢」「呼吸法」が重要です。もちろん、常に腹式呼吸をしているというわけにはいかないので、1日3分など時間を決めて、呼吸を行いましょう。
また、習慣化して細く長く続けていくことも重要です。極端なことをいうと、呼吸法を意識することを「1日10分間、2日おきに続ける」よりは、「1日3分間でよいので、毎日続ける」ほうが効果的です。
スムースに習慣化させるためには、呼吸を行う時間帯や場所を決めておくのもよい方法です。たとえば「入浴後に居間で行う」「夜に歯を磨いてから、書斎で行う」など、ほかの生活習慣とセットにすると忘れることも少なくなります。
姿勢が悪いと「こっていく」上半身のパーツ
正しい呼吸を身につけ、さらに毎日の生活に取り入れるために、ここでは、正しい姿勢のとり方について具体的にお話をしていきます。
簡単なエクササイズも一緒に紹介していますので、呼吸法とは別に、日常生活の中で気がついたときに行うと、肩こりなどが改善されるでしょう。
「背骨」「首」「肩甲骨」といった重要なパーツについても、個別に解説をしていきます。なぜ「背骨」「首」「肩甲骨」について特に見ていくのかというと、これらは上半身に位置しており、姿勢が悪くなるときに最初に緊張が起こり、こっていく部位であるからです。
また、理想的な立ち方や座り方、姿勢の正し方についても見ていきます。自分自身を振り返るためのヒントとしてください。