からだの不調を解消するカンタン呼吸法

前回は、リラックスするための「瞑想」の具体的な方法について説明しました。今回は、からだの不調を解消するカンタン呼吸法の具体的なやり方について解説します。

「逆腹式呼吸」を基本にした簡単にできる呼吸法

「姿勢」「呼吸」「意識」について理解した上で、からだの不調を解消する呼吸法を紹介します。逆腹式呼吸を基本にした簡単にできる呼吸法です。ぜひ毎日行ってみてください。

 

【カンタン呼吸法】

 

■STEP1 姿勢を整える

①両足を肩幅に開きます。

②両腕を前に出して「前へならえ」の姿勢をとります。

③腕は「前へならえ」の姿勢のまま、手のひらを前面に押し出すようにして、指を開き
ます。

 

■STEP2 息を吸う

④指先で弧を描くような意識で、そのまま腕を上げます(腕と地面が垂直になるくらい
上げ切る)。

⑤逆腹式呼吸で、息を吸います(口からではなく、鼻から息を吸う)。「静かにゆっくり吸うこと」を意識し、お腹をへこませます。通常の腹式呼吸では息を吸うとお腹が膨らみますが、逆腹式呼吸なので、反対に「息を吸う=お腹をへこませる」ことを意識します。
肛門を締めるようイメージします。

 

■STEP3 息を吐く

⑥地面と垂直に上げた腕を、突然ストンと下ろして脱力し、肩の力を抜きます。

⑦逆腹式呼吸で、息を吐きます(口からでも鼻からでもよい)。「静かにゆっくり吸うこと」を意識し、お腹を膨らませます。通常の腹式呼吸では息を吐くとお腹がへこみますが、逆腹式呼吸なので、反対に「息を吐く=お腹を膨らませる」ことを意識します。
今度は締めていた肛門をゆるめて、リラックスします。腹筋はそのままで(なるべく
膨らまないようにする)、体の後ろの背筋全体が広がることを意識しましょう。

「静かにゆっくり吸うこと」を意識する

STEP1~3の呼吸法を、繰り返して3分間行います。

 

【図表】カンタン呼吸法

 

医療法人東海 理事長

医療法人東海理事長。医療法人コジマ会ジャパン藤脳クリニック脳神経外科医師。医学博士。愛知県名古屋市出身。1986年藤田保健衛生大学医学部卒。脳神経外科を専門とし、全般、特に脊髄から末梢神経まで詳しく精通している。介護老人保健施設の運営を通じ、近年は脳卒中予防の観点から糖尿病や高血圧症等、生活習慣病も扱っている。また、東洋的な思想を取り入れ、気功や瞑想などを様々な病気の治療に活用、産業医としてさまざまな疾患に対する気功の効果を独自に研究している。

著者紹介

連載こころとからだを整えるカンタン呼吸法

本連載は、2016年2月28日刊行の書籍『1日3分で医者いらず こころとからだを整える「呼吸法」』から抜粋したものです。記載内容は予防医学の観点からの見解、研究の報告であり、治療法などの効能効果や安全性を保証するものではございません。

1日3分で医者いらず こころとからだを整える「呼吸法」

1日3分で医者いらず こころとからだを整える「呼吸法」

丸山 浩然

幻冬舎メディアコンサルティング

頭痛、肩こり、不眠、イライラなどの不定愁訴は、ホルモンバランスの乱れや環境ストレス、精神的ストレスなどにより、自律神経のバランスが崩れることで発症するといわれています。その解決のカギともいえるのが、理論に基づい…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧