「儲かる会社」は持っている…「アソビ」に使えるお金の重要性【公認会計士が解説】

「儲かる会社」は持っている…「アソビ」に使えるお金の重要性【公認会計士が解説】

組織のモチベーションが高い「儲かっている会社」は「アソビ」に使えるお金があり、この資金を把握することも経営者の大事な役割だと、KMS経営会計事務所の代表である公認会計士・税理士の川崎晴一郎氏はいいます。では「アソビ」とは具体的に何を指すのか、「アソビ」で使える金額の範囲とは……詳しくみていきましょう。

アソビが先かチャンスが先か

ほとんどの経営者にとって1番ワクワクすることは、儲かるチャンスを当てることです。 たとえば広告をかけた分だけお客様が増え、注文が次々舞い込む状況となった場合、まさにチャンス到来といったところでしょう。

 

そんなときはもちろんアソビにかける費用は来期以降として、費用投下はチャンスを実らせることが優先されます。

 

過去から稼いできた利益は、将来の不確実性やチャンスに備えるために蓄えているわけですから、場合によっては当期の分のみならず、過去に稼いだ利益相当額までを費用としてつぎ込んでもよいかもしれません。

 

ただ、滅多に訪れないそんなチャンスは色々な試行錯誤の結果生まれます。話はループしますが、試行錯誤にはここでいうアソビの活動も大いに含まれます。いまわかりやすいチャンスがないなら費用を使わないというのもよいですが、それは未来の可能性を削ることかもしれません。

 

この意味も含めて「経営者の皆様、アソビを軽視することなかれ」というのが私の主張です。経営者がタイムリーな数値把握をし続ける目的の1つに「アソビに使える費用枠を把握するため」ということもぜひ加えてみてください。

 

 

川崎 晴一郎

公認会計士・税理士

KMS経営会計事務所・株式会社KMS代表

※本連載は川崎晴一郎氏の著書『秒速決算 ~スピーディに人を動かす管理会計で最高の利益体質をつくる!~』(技術評論社)より一部を抜粋・再編集したものです。

秒速決算

秒速決算

川崎 晴一郎

技術評論社

内容紹介(出版社より) 「月次決算待ちだった経営者が、末端部門の数値までもタイムリーに把握できるようになる」 「儲かる仕事を見定め、社内リソースを適時配分することがスムーズになる」 「経営陣と経理のものだった数…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録