(※写真はイメージです/PIXTA)

新型コロナウイルス禍のなか、マスクを着けた状態で人と話すことが多くなりました。表情や口の動きが見えないので、伝えたいことを的確に表現するのは案外難しいものです。そこで、マスクを着用した状態でのコミュニケーションのコツについて、ベストセラー『人は見た目が9割』(新潮新書)でおなじみの劇作家・演出家 竹内一郎氏が、著書『マスク時代リモート時代の《新》コミュニケーション』(春陽堂書店)で解説します。

声はこれまでよりも気持ち大きめに

マスク時代、声もこれまで自分が「ちょうどいい」と思っている大きさよりも、少し大きめに出しましょう。

 

とはいえ、もともと声の小さい人が声を大きくすることは容易ではありません。というのも、声を作る要素は、声帯、あごや口の周りの筋肉、舌の動きなどで、すべて筋肉だからです。

 

筋肉は普段から使ってあげて、鍛えていないと強くなりません。強くならないどころか、あっという間に退化してしまうものです。

 

定年退職をした人が、人と話すこともあまりない生活を送るうち、あごがあっと言う間にしぼんでしまうのを見ると、実感としてわかるのではないでしょうか。

 

効果的なトレーニングとして、俳優の発声練習でもある「ワオワオ体操」「ウイウイ体操」を紹介しましょう。

 

口を大きく開いて「ワオワオ」「ウイウイ」と声を出していきます(【図表】参照)。

 

口角を思い切り開く感覚で「ワ」。口角をぎゅっと締めて「オ」(【図表】上)。

 

そこからさらに強く締めて「ウ」。口角を横に引っ張って「イ」で終わりです。「イー」と思い切り伸ばしましょう(【図表】下)。

 

【図表】「ワオワオ体操」「ウイウイ体操」

 

口角の筋肉を強化する運動ですから、強めに行うのがポイントです。

 

そのうえで、とっておきの心がけを伝授しましょう。

 

声の小さい人は特に、おばあちゃんに話すつもりで話しましょう。耳の遠いおばあちゃんに話すときは、誰でも自分なりに大きな声を出すものです。

 

マスクがなければ簡単に伝わったことが伝わりにくい社会になりました。マスク時代の今は、自分の伝達力を上げる勉強の時間でもあるのです。

 

【重要!】耳の遠いおばあちゃん相手に話すように。

 

 

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マスク時代リモート時代の《新》コミュニケーション

マスク時代リモート時代の《新》コミュニケーション

竹内 一郎

春陽堂書店

115万部突破!! 『人は見た目が9割』(新潮新書 2005年)著者が、マスクをしたまま・リモートでのやりとり…、でも円滑なコミュニケーションを取る極意を伝授!

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