プーチン大統領の個人資産を凍結。ロシアに「宣戦布告」とみなされても、日本が強い姿勢にでるワケ【専門家が解説】

プーチン大統領の個人資産を凍結。ロシアに「宣戦布告」とみなされても、日本が強い姿勢にでるワケ【専門家が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

世界地図をのぞくと日本はロシア・中国・北朝鮮に囲まれており、現在の世界情勢を照らし合わせると、地政学上大きく危険をはらんでいる国の一つといえます。2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻による戦場の痛ましい現状の報道を目にして、罪のない人々が苦しむ姿に心痛めるとともに、自国の安全への不安を募らせれている人も多いのではないでしょうか。本連載では「2027年、日本がウクライナになる(他国に侵攻される)」と予測する、元自衛官で「戦場を知る政治家」である佐藤まさひさ氏の著書から一部一抜粋して、日本防衛の落とし穴についての知識を分かりやすく解説します。

ロシアのウクライナ侵攻は遠い国の出来事ではない

2027年、日本がウクライナのようになる――。これは決して、脅しではありません。私が本気で心配している「迫りつつある危機」です。総理や国会議員、周囲の人々にも必死にそれを伝えています。

 

えっ、日本が侵略されるの? 日本で戦争が始まるの?

 

「絶対にそうなる」とは言いません。でも、その可能性は高いと言えます。そうならないように、私は働いています。私たちの祖国、日本を守るために。

 

第一次イラク派遣(2004年)の隊長を務めた私が、国会議員になり早15年が経ちました。この間に「日本の平和」はどんどん危うくなっています。そして2022年2月24日、ついにウクライナの惨禍を見る日が来てしまいました。もはや待ったなしです。

 

9,000キロも離れたウクライナのニュースは、私たち日本人には他人事ひとごとに映るでしょう。焦土と化した町、崩れた建物からヨロヨロと出てくる市民。武器を手に戦う一般女性。ひっくり返った戦車。さらには、強奪した金品を自国へ送るロシア兵の姿…。目をおおいたくなる惨状ですが、決して映画やドラマではありません。これが世界の現実です。明日の日本の姿です。

 

そうならないためにどうするのか? まずは現状を知ることでしょう。日本人は争いを好みません。寛容さも備えています。素晴らしい資質です。でも、相手が一方的に殴り掛かってきたら? 黙って殴られますか? 殺されますか? それが戦争なのです。

 

「私は平和主義者なので、相手は殴り掛かってこない」という理屈は通じません。それは単なる願望です。隙を見せたり、弱いと思われたりしたら、襲ってくる人がいる。奪いに来る人がいる。そうなれば、嫌でも戦わざるを得なくなります。理不尽ですよね。

 

ウクライナの惨状を見て「こんな横暴が許されるのか?」と憤った人もいるでしょう。でも、現実の世界はこうなのです。信じたくないでしょうが、私たちは今、その最前線にいます。というより、すでに戦いのリングに立たされた状態と言えます。目を背けることも、逃げることもできないのです。

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本連載は、佐藤まさひさ氏の著書『知らないと後悔する 日本が侵攻される日』(幻冬舎)から一部を抜粋し、再構成したものです。

知らないと後悔する 日本が侵攻される日

知らないと後悔する 日本が侵攻される日

佐藤正久(現・佐藤まさひさ)

幻冬舎

2027年、日本がウクライナになる――。決して脅しではない。習近平国家主席が4期目を決めるこの年に、世界は大きく動くことになるだろう。ロシア、中国、北朝鮮に囲まれた我が国の危険性は、日増しに高まるばかりである。ロシ…

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