IT企業こそが地方の若い人の流出を食い止める力になる
IT企業は、「業界横断」企業です。ITエンジニアは、業界を問わず活躍できます。
地元に立地する全部の企業・団体が相手となればその規模は決して小さくありません。しかも、IT企業は距離が離れていても仕事を受注したり納品したりすることができます。
地方にいても地元の仕事に加えて大都市圏の仕事ができます。地方にいるということがハンディキャップになることはありません。
しかもオフィス賃料などは都会とは比較にならないほど安く済みます。
さらに、地元で活躍するIT企業は「ITの仕事に就きたいのに、地元にないから東京に出て行かざるを得ない」という現在の状況を変える力になります。
また、IT企業は女性にとって働きやすい場所です。
IT企業ならPC1台あればよく、場所にも縛られないので子育てしながらでも働きやすいです。
学校でのIT教育もますます重要になっていますが、その人材としても地元にIT企業が多く存在することの意味は大きいはずです。
すぐに地元でIT企業を起業するのは現実的ではないかもしれません。でもこれからIT企業は増えます。業界を問わずITエンジニアを求める地方企業も増えていきますから、ITエンジニア志望として地元企業を目指すのもアリだと思います。
村岡 佑紀
株式会社リアルインベント 代表取締役社長
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