(※写真はイメージです/PIXTA)

老後のライフスタイルはそのスタイルに合う自分の名刺を作ることも大事です。名刺は自分という人間を知ってもらうためのツールです。新しい人間関係を作る上で自分が作る名刺が役に立ちます。セカンドキャリアコンサルタントの高橋伸典氏が著書『退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書』(日本能率協会マネジメントセンター)で解説します。

ZOOM・LINEでつながりを広げる方法

▼オンラインでつながろう

 

今はZOOMやLINEのビデオ通話などを使ってオンラインでの会議や集まりが気軽にできるようになりました。以前は会合を開くにも場所決めや人数調整などがあり、気軽に開催・参加ができませんでした。特に同窓会など参加者が全国に散らばっている場合は、集まるのがたいへんで会場予約も一苦労でした。それが今では、全国どこにいても気軽に会に参加できます。

 

オンラインで飲み会・お茶会を開催される機会も多いと思います。オンラインで飲み会・お茶会をされる相手は、仕事仲間、同期入社の方など親しい友達が多いのではないでしょうか。それもいいのですが、せっかくなのでオンラインを活用して、つながりをさらに広げてみませんか。

 

▼年賀状のみの方とのつながりを復活させる

 

例えばあなたは年賀状を出している方と会っていますか? 定年になって「年賀状じまい」をされる方も多いようです。毎年、「元気ですか?」とのコメントだけで、長年会ってないが、何十年ぶりに会ってみたいと思う人はいませんか?

 

そういう人を一度ピックアップしてオンラインで久しぶりに会ってみることをお勧めします。

 

電話かメール先がわかる人に連絡してみて、「LINEビデオかZOOMで話しませんか」とお誘いになると、相手の方も喜ばれると思います。

 

そのうち共通の友人をお誘いして、飲み会・お茶会をされると、長年年賀状だけだったつながりに血が通い、懐かしさと同時に、互いに刺激になることも発見できて、新たなつながりが生まれると思います。

 

▼最新の情報を仕入れる、新しいつながりを作る

 

その中には、年齢的に後輩の方や元部下の方も多いと思います。その方にも、連絡してみて、最近の様子を聞く中で、世代ごとの考え方の違いや共通点を知り視野を広げることができます。独りよがりなシニアになることを防止できますね。

 

例えば、わからないことを聞くと、「自分で良ければ」と案外教えてくれるものです。若い人で声をかけてもらうことを喜ぶ人は多いと聞いています。またオンラインだからこそ、気軽に集えるので、リアルでは参加しないがオンラインなら参加するという方もいらっしゃるようです。

 

もう一つ、互いの知人で何か共通点がある人がいれば紹介し合って、オンラインで一緒に会うようにすれば、そこからまた紹介があったりして、ネットワークが一気に広がるということもあるのでお勧めです。シニアにとってのオンライン飲み会・お茶会は、楽しく話すという以外に仲間がいるという安心感が生まれ、特に話す話題がなくても、安否確認にもなりますね。

 

ポイント
オンラインを使うと、全国の方と交流を持つことができ、普段会えない人とも会える。積極的に使い、ネットワークを広げて楽しもう。

 

髙橋 伸典
セカンドキャリアコンサルタント

 

 

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※本連載は、髙橋伸典氏の著書『退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書』(日本能率協会マネジメントセンター)から一部を抜粋し、再編集したものです。

退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書

退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書

髙橋 伸典

日本能率協会マネジメントセンター

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