71歳シニアの「包丁研ぎ」教室が人気に
■気軽に始められるスキルシェア
もちろん、すぐには生徒さんは集まってきません。そこは創意工夫しながら人気講師になるよう努力するのも楽しいものです。
ストアカの手順は、「①会員登録→②先生登録→③自分のプロフィール作成→④講座ページ作成」になります。手順がわからなければ、サポートFAQを参照すれば簡単にできます。インターネット上の集客、予約の受付、授業料の決済代行などすべてストアカサイドがやってくれるので、やることは授業の内容作成だけです。
このように、ネット上でお手軽にできるので、趣味程度に楽しんでも良いでしょう。もちろん、本格的にやっていくこともできるので、手始めに副業を、と考えている場合は、良いのではないでしょうか?
シニアの方にとっては、自宅ででき、長く取り組むことができ、しかも人との交流も持てます。人生100年時代に向けて、脳の刺激にもなるので認知症予防にも良いかもしれません。
■シニア先生活躍中!
「ストアカ」で活躍している先生の一人に、シニアの豊住久さん(71歳)がいます。大手外食会社を定年退職後「ストアカ」で「包丁の研ぎ方」を生徒の皆さんに教えていらっしゃいます。
会社員時代に営業で自社のレストランを巡回していた時、従業員の方が使っている包丁の切れが悪いことに注目。自分で包丁の研ぎ方を研究し続けることで独自のスキルにされたようです。定年になり3年間ボランティアをした後に、会社説明会で「ストアカ」を知ります。自分は人に何を教えることができるのか考え、包丁研ぎのスキルだと思い教室を開かれました。
生徒さんは、2時間の講習を受講するだけで、トマトがスッと切れることを実感します。口コミで広がり瞬く間に人気講師になりました。
「自分の持っているスキル・知識を世の中のニーズに合わすことができれば人は集まります」と豊住さん。「続けるうちに、人の役立っている、世の中のためになっていることを感じるようになり生きがいになってきました」と言われます。
最近は生徒のニーズがどこにあるか、問題解決はどうすればいいかを常に考えられているそうです。
豊住さんはサラリーマン時代には、店舗営繕のエンジニア、営業、不動産管理、店舗周りといろいろな経験をされました。その中で培われた知識、経験の中で最も「ニーズ」がある物として「包丁研ぎ」を選ばれました。
あなたも会社員時代に培ってきた知識・スキルの中で、何が人に教えられるか、何がニーズかを考え「ストアカ」で教えてみるのも一つの選択肢になるでしょう。
▶「スキルシェアサイト」を使うことで簡単に副業、起業準備ができる。
▶長く人と関りを持つことができ、楽しく生き甲斐にもつながる。
髙橋 伸典
セカンドキャリアコンサルタント
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