(※画像はイメージです/PIXTA)

筑波こどものこころクリニック院長/小児科医の鈴木直光氏は著書『新訂版 発達障がいに困っている人びと』のなかで、発達障がいとどのように向き合うべきかを記しています。発達障がいは治療ができない難病ではありません。本記事では、発達障がいを抱える子をはじめ、子どもへ「睡眠が与える影響」について解説していきます。

「寝る前の読み聞かせ」はなぜ推奨される?

そして、夜は特にテレビなどを控え、寝る前は漫画でもいいのでなるべく本を読ませることです。テレビだと光が目に入りますが、本は光を発していないので、メラトニンへの影響はありません。

 

夜なかなか寝つけないお子さんには、ぜひ、絵本の読み聞かせを幼少期からしてあげましょう。お子さんの好きな内容の絵本から始めます。続きが気になって眠れなくなることもあるので、長編よりも短編の方が適しています。

 

電車が好きなら電車の絵本を毎晩読んであげてみてください。絵本を読みながら、ここは以前に行ったねとか、この電車は乗ったことがあるねとか、お子さんに話しかけてあげてください。私のクリニックでは長崎市にある、こどもの本の童話館グループ発行の小冊子「絵本のある子育て」を配布しています。

 

また、昔は、母親や祖母におんぶされながらよく子守唄を聞いたものです。自然と母親や祖母の背中の匂いやぬくもりを感じながら、子守唄のメロディに酔って自然と眠りについていました。そして、子守唄の振動が背中から子どもの体全体に共鳴して伝わってきました。

 

親子の安らぎのひと時が安心感を与え、お子さんをより良い睡眠に誘(いざな)うことでしょう。

 

 

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鈴木 直光

筑波こどものこころクリニック院長・小児科医
小児神経学会認定医博士(医学)

 

 

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    本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『新訂版 発達障がいに困っている人びと』より一部を抜粋したものです。最新の税制・法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

    新訂版 発達障がいに困っている人びと

    新訂版 発達障がいに困っている人びと

    鈴木 直光

    幻冬舎メディアコンサルティング

    発達障がいは治療できる 診断、対処法、正しい治療を受けるために 書版が出版されてから4年、時代の変化を踏まえて最新の研究データを盛り込み、大幅な加筆修正を加え待望の文庫化。 “「発達障がい」は治療ができない…

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