「痩せすぎ」で骨粗鬆症、「飲みすぎ」で骨折リスクが上昇…健康長寿のための正しい食生活【医師が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

骨粗鬆症という言葉を知ってはいても、予防のために何をすべきかわからない方は多いのではないでしょうか? 脊椎脊髄外科専門医の佐藤勝彦氏は、書籍『あなたの骨は大丈夫ですか? すぐできる骨粗鬆症予防』のなかで、骨粗鬆症予防のための食生活について解説しています。

太りすぎも痩せすぎも問題…「目標体重」とは?

目標体重をご存じでしょうか?

 

標準体重とは異なります。標準体重は、体格指数と呼ばれる肥満度を表す指数のBMIが22の体重のことです。

 

それに対し、目標体重は、体重を減らそう、あるいは増やそうとするときの目標となる体重です。総死亡率が最も低かったBMIを基に、総合的に判断して目標とする範囲が決められています。

 

男女共通で年代別に目標とするBMIの範囲が決められています。まずは体重を量り、目標体重を決めましょう。

 

 

太りすぎは生活習慣病が悪化して脳や心臓疾患などで長生きできなくなるだけでなく、膝や腰が悪くなって日常生活が痛みのため困難になります。一方、痩せすぎも問題です。内臓疾患や認知機能の低下により食事が充分にとれない、食事しても身につかない状態になると痩せてきてしまいます。

 

このような虚弱状態をフレイルといいます。痩せている方の骨は栄養が不足しているので骨粗鬆症になり、筋肉も痩せてしまうのでサルコペニアになります。良好な健康状態を長く保つためには、中庸がよいようです。

 

痩せている人は骨粗鬆症に注意が必要です。特に高齢者の痩せは、骨粗鬆症のみならず低栄養から免疫力が低下して、死亡リスクを上昇させるといわれています。

 

一方、肥満も足腰には大敵です。体重がかかりすぎて膝や腰が痛くて歩けなくなります。肥満は、“メタボ”とも密接な関係にあり、最大の介護要因である脳血管障害を引き起こしてきます。また、肥満者は骨折リスクが高いといわれており、痩せても太っても、どちらもよいこと無しです。

 

では、体重を適切にコントロールするためにはどうしたらよいでしょうか。まず自分の体に合った目標体重を決めてください。年齢や身長、そして目標とするBMIから計算することができます。適切に栄養を摂ることが大切です。

 

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    本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『あなたの骨は大丈夫ですか? すぐできる骨粗鬆症予防』(幻冬舎MC)より一部を抜粋したものです。最新の法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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