(※写真はイメージです/PIXTA)

2022年、世界的名門ボーディングスクールが日本で開校ラッシュを迎えます。実際にこれらの超名門校に合格するのはどのような家庭の子どもなのか。また、どのような受験対策をしてきたのか。開校ラッシュの先陣を切る「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」の合格者に、受験秘話を取材しました。受験・教育事情をテーマに小説とコラムを執筆する佐野倫子氏が、バイリンガルエリート教育の最前線をレポート!

世界的名門ボーディングスクールが日本で開校ラッシュ

2022年、日本がいよいよアジアにおけるグローバル教育の「台風の目」になるかもしれません。

 

古くからグローバルエリートを輩出する中等教育機関といえば、ボーディングスクールとよばれる全寮制の名門校が思い浮かびます。特に有名なのはスイスやイギリスの学校で、過去数百年間にわたり、VIPやグローバルリーダーを輩出してきました。

 

しかし、これらの学校に日本人が入学を許可されるのは容易なことではありません。地理的な問題もありますし、高額な授業料や寮費、さらには入学審査の複雑さもあります。本人はもちろん、保護者の英語力も課題です。加えてコロナ禍によって海外渡航制限が設けられ、ハードルはいっそう上がりました。

 

そのような歯がゆい状況で、日本国内で世界トップレベルの国際教育を受けられる学校が次々とオープンしたら? 2022年はまさに、そのような学校の日本における開校ラッシュとも呼ぶべき年なのです。

 

このトレンドの先駆けとなったのがハロウインターナショナルスクール安比ジャパン。今年で450周年を迎え、英国の「ザ・ナイン」と呼ばれる世界有数の教育機関で、イートン校と肩を並べる英国名門校のハロウスクールが、日本に初の全寮制インターを開校します。

 

学業で優れた成績を目指すだけでなく、次世代のリーダーとして活躍するための価値観や教養、スキルを育む多様な課外授業と活動。全寮制だからこそ生まれる強い友情と絆。ヨーロッパに脈々と受け継がれるエリート教育のスピリットを持つ学校です。

 

これまで外側からは実態の見えなかった英国式全寮制インターナショナルスクール。この名門校に合格した、教育に並々ならぬ情熱と信念を持つ両親に、「名門ボーディングスクール受験秘話」を取材しました。

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天現寺ウォーズ

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佐野 倫子

イカロス出版

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