再雇用中でも将来に向けての学びを継続
▶各種学校・公共機関・塾での学び
①自治体が就職サポートのために実施しているセミナー・勉強会に参加する
全国の自治体では就職をサポートする取り組みが企画されています。
例えば東京都は55歳からのセカンドキャリアを考える「東京セカンドキャリア塾」を開催しています。1ヵ月の土曜日クラスと2ヵ月の平日コースの2つのコースがあります。豊富な授業と職場体験から多くの知識を得ることができます。
②仕事に結びつく資格習得のための学校に行く
キャリアコンサルタント、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士、日本語教師、マンション管理士、等を学べる専門学校があります。
③自分が進もうと思っている分野の専門家のセミナーに参加する
参加することで学びが深まるだけでなく、人脈も作れるので、進みたい道への近道になると思います。
④土曜日・日曜日・夜間の社会人向け学校に通う
大学、大学院の社会人向けコース等でも人脈を広げることができます。ビジネスに直結するもの以外にも、歴史や文学、教養に関わるテーマを深めることもできます。時間があるという強みを最大限に活かすと良いでしょう。
⑤オンラインでの起業塾や有名人のオンラインサロンに入会する
コロナ禍でオンラインコミュニティが一気に一般的になってきましたが、オンラインであれば場所を問わず、全国につながりを作ることができます。
このような何がしかの目標を持って通う学びの場は、興味、関心が同じ人が集うので話も合いやすく、ネットワークもできやすくなります。
私も、定年後、再就職先を探している時に、興味があった「キャリアコンサルタント」の資格学校に通いました。そこには資格を習得して就職に役立てようとする人が集まるので、学ぶことに真剣で、授業の中だけでなく授業外でも一緒に演習をするなど、関係性は段々深くなっていきました。
資格試験受験後もラインを交換するなど楽しみながら情報交換をしています。
▼各地区の関連施設
【札幌】
アクティブシニア北海道
【東京】
東京セカンドキャリア塾……新しい仕事にチャレンジする意欲のあるシニアが楽しく学びながら、セカンドキャリアについて考える場です。
東京しごとセンター……東京都が都民の雇用や就業を支援するために設置した、〈しごとに関するワンストップサービスセンター〉です。就業相談や各種セミナーを行なっています。
【大阪】
OSAKAしごとフィールド
【名古屋】
なごやジョブサポートセンター
【福岡】
シニアお仕事ステーション
【全国自治体】
(例)茨城県の場合県西、県北、県南、水戸生涯学習センター
【各大学】
同志社大学、早稲田大学、慶應義塾大学など、社会人向けプログラム
【各種コミュニティ】
彩塾オンラインコミュニティ、山口拓朗ライティングサロン、樺沢紫苑ウェブ心理塾など
【各種資格学校】
日本マンパワー、大原学園、LEC、大栄、TACなど
・失業給付受給中はハローワークの職業訓練も検討してみる。
・再雇用・再就職中にも将来に向けての学びを継続する。
髙橋 伸典
セカンドキャリアコンサルタント
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