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リスクなく独立ができる!
▼独立にリスクは付き物?
定年後、独立、起業して、事業が軌道に乗っている方に聞くと、皆さん同じことをおっしゃいます。
「ああ、独立、起業して本当に良かった。サラリーマン時代と違って、人から雇われてないので、時間が自由に使えて、自分の思うように仕事ができる」
「サラリーマンから卒業して、自由を手に入れた」
一方、本当にそうなの? という、疑問の声もあります。
「上手くいった人はそう言うよね。上手くいく人は少人数だから、慎重にしないとね」
独立、起業してある程度軌道に乗せるには、一定の時間が必要でしょう。上手くいくケースもありますが、そうでないケースもあるかもしれません。
定年後にサラリーマンが起業する場合、ある程度のリスクは伴います。ただ、大きな借り入れが無ければ、いざとなれば年金生活をすればいいので、それほどのリスクとは言えないかもしれません。とは言え、何で起業すればいいか悩ましいところで、なかなか独立、起業ができないのも理解できるところです。
しかし、リスクなく、今までと同じ仕事をしながら独立できるとしたら、どうでしょうか?
安心して一歩踏みだせますよね。まさに理想に近い形です。
実は私はそれを実現することができました。その方法は、「今の仕事を、業務委託に変えてもらい、会社と業務委託契約を結ぶ」のです。
そうすると、同じ仕事を続けながら、収入がなくなる期間もなく、収入を維持したまま独立し、個人事業主になることができるのです。
実際にやっている仕事は変わらないので、最初はそんなに変わった気がしないのですが、次第にその良さが実感できます。
▼業務委託の強み
3つのメリットがあります。
① まず9時から18時まで勤務しなくてはいけないという義務から解放されます。ただし会社と互いのニーズを擦り合わせる必要があります。
② 勤務場所に関しても、出社しなければいけないという規則がなくなります。
③ 会社から依頼を受けている業務以外の仕事も、就業規則が適応されないので、できるようになります。
仕事自体が、業者として会社から委託を受けることになります。従って、会社側から要望されている内容の仕事は業者としてこなさなくてはいけません。
このように時間と仕事の進め方を自分で決められるので、サラリーマンを卒業したという気持ちになります。他の仕事をすることも可能になるので、いろいろなことにチャレンジでき、自分の可能性が一気に高まった気がします。
実はこの業務委託契約、国の法律で推進されるようになったばかりなのです。その法律は「高年齢者雇用安定法」で、2021年度4月に改正になりました。70歳までの定年延長が努力義務になりましたが、加えて「業務委託契約」などの創業支援等措置も、努力義務になったのです。
この努力義務というのは、いずれ義務に変わってくると思われます。定年後は正社員でなく嘱託社員、契約社員で働いている方が多いと思います。いずれも1年単位の契約で年度ごとの更新になっているのが一般的です。業務委託契約も同じで、年度ごとの更新が基本となります。
会社側として、まだこの法律が認知されていない場合や受け入れられていない場合もあるので、一度上司の方や人事担当者に確認してみてください。保険、年金で異なる点は、社会保険が国民保険になり、厚生年金の支払いから外れることです。
・業務委託契約ではリスクなく独立できるので、有力な選択肢の一つになる。
・業務委託契約にすることで複数の仕事を掛け持つことが可能になる。