相場の変動が大きい局面…効果的な投資方法は?
時間分散・投資額分散が可能な「積立投資」は、下落局面で価格が低いほど多く購入できる「ドルコスト平均法」の効果によって、将来の相場上昇のメリットを享受できます。
例えばリーマンショック発生時には、世界株式が発生前の水準に戻るまで2年4ヵ月かかりましたが、仮に世界株式の積立投資をリーマンショック直前から⾏っていた場合、投資金額は9ヵ月後に投資元本を上回りました。
◆世界株式に一括投資した場合と積立投資した場合のシミュレーション
(例)2008年8月末に、世界株式へ300万円を⼀括投資した場合と毎月3万円(合計300万円)の積立投資を開始した場合、⼀括投資は投資元本を下回っている期間が長い一方で、積立投資は積⽴元本を評価額が下回る期間がほとんどなく、安定して資産が増えています。
◆日本株式に一括投資した場合と積立投資した場合のシミュレーション
(例)2008年8月末に、日本株式へ300万円を一括投資した場合と毎月3万円(合計300万円)の積立投資を開始した場合、積立投資は最終的な評価額が一括投資よりも高くなっています。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【グラフで検証】相場変動が大きいときに「積立投資」が効果を発揮するワケ』を参照)。