家賃が1年で10%上昇…フィリピンではよくある話
続いてインカムゲインについてみていきましょう。たとえば筆者が2017年に入居し、2019年に退去した物件は、2年間で家賃が20%ほど上昇しました。
1年間で10%ほど上昇する物件は、立地が良く、ディベロッパーも良い物件だと、これくらい家賃があがるのは、フィリピンでは当然のことです。
このように経済成長が著しいフィリピンの不動産では、売却時に購入時よりも高い金額で売れる「キャピタルゲイン」を狙うこと、賃料収入が段々と増えていき利回りもどんどん上がっていく「インカムゲイン」も、両方狙うことができます。
またコロナ禍ということで、中古物件(=リセール物件)はオーナーさんの事情もあり、周辺価格よりも20~30%程度安く買えるものが出てきていて買い時だといえる状況です。しかし新築物件、特に大手ディベロッパーが手がけている物件に関しては、ほとんど値下げは行っていません。
ここまでフィリピン不動産投資の魅力をみてきましたが、不動産投資である以上、エリア・物件・購入金額の見極めはとても大切です。フィリピン不動産であれば、良い思いができる、というものではありません。フィリピン不動産投資の成功のポイントは、日本同様、勝てる物件を勝てる金額で購入することにつきます。
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