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フィリピン不動産価格…平均10%程度上昇
フィリピン不動産は、キャピタルゲインもインカムゲインもどちらも期待できると、人気を集めています。
キャピタルゲインというのは「物件の価値があがり、売却すると買ったときの値段よりも高く売れること」をいいます。もちろん、売却前提でなくても、不動産を持ち続けることで資産価値があがり含み益として得ることができます。
フィリピンでは1997年から2019年にかけて、年によって上下はあるものの、平均して10%程度、不動産価格は上昇しています。もちろんこれは平均なので、好立地であったり、良いディベロッパーの物件だったりすると、平均以上の値上がりをしていますし、逆に悪い物件であれば、平均的な値上がりは期待できない、ということになります。
不動産ですから、物件の選定というのはフィリピンであっても重要ですが、平均して年10%の値上がりをしているという事実は、マーケットとして非常に魅力的といえるでしょう。
日本ではどうでしょう。東京都心の銀座とか赤坂とか、そのようなところであれば、フィリピンと同じように値上がりしている不動産もあるかもしれませんが、平均で年10%となると、難しいでしょう。
これだけのキャピタルゲインが得られるのは、やはり、フィリピンが高度経済成長を続ける国だからこそ、そして不動産市場だからこそといえるでしょう。
ダイナミックに成長しているフィリピンですが、たとえば首都マニラのなかのグローバルシティという街。2000年代の前半までは何もない更地でしたが、いまや高層ビルが建ち並ぶビジネス街、日本でいえば東京の赤坂や丸の内のような存在になっています。
実際、GDPも大きく増えていて、フィリピンは現在、日本円で75兆円くらい、世界の30位くらいに位置しています。過去10年で3倍ほどに増えました。日本のGDPは500兆円を超えますから、フィリピンはまだまだですが、今後も大きく成長していき、2050年には400兆円、世界20位になるといわれています。予測ではありますが、日本の約半分くらいの経済規模になると予想されているのです。
このような経済成長をかなえるのが人口。平均出生率3%で安定的な人口増加が見込まれています。現在1.2億人ですが、今後30年ほどで1.5億人まで増える予想です。そして人口ボーナス(生産年齢人口がその他の人口の2倍以上ある期間のこと)が2062年まで続きます。
このようなフィリピンでの不動産の買い方としては、建設中の物件を買う、プリセールというカタチが一般的。たとえば「販売開始時に10%の頭金を支払い、竣工までに90%を払込」「販売開始時に10%の頭金を支払い、竣工までに20~50%を払込、残金を銀行ローンを組んで支払い」などという買い方です。キャッシュアウトを抑えながら投資ができる、ある意味、時間のビバレッジが使える手法となります。
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