(写真はイメージです/PIXTA)

本記事では、企業法務に詳しいAuthense法律事務所の西尾公伸弁護士が、企業におけるメタバース活用のメリット・デメリットについて解説していきます。

「新しい仕組み」であるがゆえの懸念点

メタバースは、まだ新しい仕組みです。そのため、ほとんどのケースで前例がなく、細かな点を含めて一から仕組みを検討して構築しなければなりません。

 

まったく新しいビジネスの展開がしやすい点は大きなメリットでもある一方で、要する労力などは大きくなりがちであることを知っておきましょう。

 

VRデバイスの装着を負担に感じる人もいる

メタバースを利用するには、VRデバイスを装着することが一般的です。技術が向上し軽量化が進んでいるとはいえ、それでもVRデバイスを長時間装着することを負担に感じる人も少なくないでしょう。

 

従業員に新たにメタバース上への長時間の「出勤」を命じる場合などには、配慮が求められると言えるのではないでしょうか。

 

法規制が追い付いていない

ほとんどの法令はメタバース空間でのビジネス展開を想定しておらず、法規制が追い付いていません。そのため、新たな取り組みをおこなおうとする際には、その取り組みが現行の法令に違反するものでないかどうか慎重に検討する必要があります。

 

たとえば、現実世界を模した仮想世界において、映り込みをどのように処理するか、アバターのパフォーマンスについてどのような保護が与えられるか等著作権に関する問題や、仮想アイテムに対してはユーザーにどのような財産的権利を認めるべきか等の法的問題があります。

 

さらに、メタバース上でのビジネス展開の相談に応じるためには、法令についての知識のみならずメタバースなどデジタルに関する知識も不可欠です。

 

 

西尾 公伸

Authense法律事務所 弁護士

 

 

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    本記事はAuthense企業法務のブログ・コラムを転載したものです。

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