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連載具体的すぎる難関大学現役合格メソッド【第2回】

勉強の「やる気」を引き出すテク…部屋を片付ける/音楽を聴く/時計を見ない etc.【カリスマ塾講師が解説】

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勉強の「やる気」を引き出すテク…部屋を片付ける/音楽を聴く/時計を見ない etc.【カリスマ塾講師が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

わが子がなかなか勉強に向かわず、手を焼いている親は少なくありません。しかし、そもそもやる気とは「自然に出てくるもの」ではありません。やる気を出し、集中させるには、勉強のやり方を工夫することが重要です。個別指導で生徒の8割を東大・京大医学部に合格させた乾俊和氏が、今日から実践できるテクニックを紹介します。

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「やる気がない」のは大人も子どもも同じ

■会社でも「やる気のある社員」はたったの6%しかいない

米ギャラップ社の調査では、仕事に対するやる気のある社員の割合は日本は139ヵ国中132位です。「周囲に不満をまき散らしている無気力な社員」の割合は24%、「やる気のない社員」は70%です。残念ながら「熱意溢れる社員」は6%です。理由はいろいろ考えられますが、これが現実です。子どもにだけ「やる気がない」と嘆いても良い結果は得られません。

やる気を出すために…「勉強前」のアドバイス

■集中するために、まずは「整理整頓」

「子どもの勉強にやる気がない」と相談を受けた場合に必ず聞くのが「部屋は整理整頓されていますか」です。勉強のやる気がない子どもの多くが、整理整頓ができていないことが多いからです。

 

ビジネスマンが年間で探しものに要する時間はなんと150時間です(大塚商会調べ)。

 

またコクヨの調べによると書類を探している時間は、年間80時間にもなります(コクヨ調べ)。子どもに置き換えれば、これを上回っているのではないかと思います。

 

この無駄な時間を減らすためには整理整頓から始めましょう。机の上、カバンの中、本棚、ファイルを常に整理した状態で維持することです。

 

整理整頓ができない人には「とりあえずカバンの中に入れてしまう」「とりあえずクリアホルダーに入れる」「とりあえず他の書類の上に置いてしまう」という動作が知らず知らず習慣化されています。整理整頓の第一歩は「とりあえず」を退治することです。

 

⇒「とりあえず」をなくす

 

■勉強前にやる「1~3分間のルーティン」を作る

プロのアスリートは試合前や試合中に用いることで、集中力・気持ちを高めています。スポーツに限らずルーティンは使用できます。

 

例えば数学の勉強の前には、簡単な計算ドリルをする。英語の勉強の前には、単語集を〇ページ目を通す。勉強する前には、好きな音楽を聴くなども一種のルーティンです。気持ちが切り替わり、勉強に対するやる気や集中力が高まります。このルーティンには、前出の1分や3分といった短期間でできるものが適しています。また、やる気が出ない時もありますが、その時こそルーティンが有効です。

 

⇒勉強を始める前のルーティンが集中力を高める

やる気を出すために…「勉強中」のテクニック

■「1時間ずっと勉強」より「勉強⇒休憩⇒勉強で合計1時間」が効率的

ポモドーロ・テクニックとは、1時間続けて学習するよりも、短めの作業(25分)と短い休憩(5分)を繰り返すほうが作業効率がアップするというものです。

 

日本でも同様の研究があり、ベネッセコーポレーションと東京大学薬学部の池谷裕二教授の研究では、「60分学習」よりも休憩時間を挟んだ「15分×3(計45分)学習」の方が長期的な記憶固定には有効である可能性があると結論づけています。

 

ポモドーロ・テクニックを利用した学習に必要なものは、キッチンタイマーとシートまたはノートです。紙に何をするか具体的に一つひとつ書き出しておきます。その際には理由も書いておくと、やらざるを得ないという気持ちが強くなります。次に、書き出した項目に所要時間を設定してください。最後に優先順位をつけます。その際に注意するのは、単純作業を先にすることです。単純作業は頭を使わないだけでなく、目に見えて達成感が分かるので気分が乗っていきやすくなります。

 

準備が整えば、勉強を開始しましょう。始めたら、以下の点だけ気をつけてください。

 

●正しい姿勢で座る

●始まったら時計を見ない(顔を必要以上に動かさない)

 

学習が終わったら、どれくらいでできたかをチェックしてください。予想した時間と実際にかかった時間の差とその原因を知ることで、学習方法を改善するためです。また、できなかったことを明確にすることで先延ばしや先延ばしによる忘却も減らすことができます。勉強時間の記録にもなり、継続的な学習の動機づけともなるでしょう。

 

⇒簡単なものから始めることが上手くいくコツ

⇒繰り返し達成感を味わうことで気分を乗せる

⇒終了後に学習チェック

⇒問題を解いている時は常に鉛筆を離さない

 

■「勉強中はやらないこと」を決める

最後にもう一つのコツは、やらないことも決めておくということです。「トイレに行かない」「電話に出ない」など緊急時を除いてはする必要のないものを書き出しておきましょう。

 

⇒集中するためにやらないことを決める

 

 

乾 俊和

株式会社ドゥクエスト 代表取締役社長

 

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株式会社ドゥクエスト 代表取締役社長

1965年、大阪生まれ。慶應義塾大学法学部卒。株式会社大塚商会を経て、株式会社アップ教育企画の研伸館予備校に勤務し、10年間連続で生徒の授業満足度アンケート1位の記録を残す。2002年に独立。累計2万人以上の生徒を指導し、30年をかけて指導法を確立させる。中高一貫6年間指導のノウハウと、生徒第一主義の指導方針で、親からの厚い信頼を集めている。

著者紹介

連載具体的すぎる難関大学現役合格メソッド

※本連載は、乾俊和氏の著書『具体的すぎる難関大学現役合格メソッド40』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

中高一貫校生徒の親が知っておくべき 具体的すぎる難関大学現役合格メソッド40

中高一貫校生徒の親が知っておくべき 具体的すぎる難関大学現役合格メソッド40

乾 俊和

幻冬舎メディアコンサルティング

勉強への意欲がアップする! 定期テストや模試の成績も上がる! 東大合格も夢じゃない! 塾講師として中高一貫校に通う子どもたちを約30年間サポートし、学校の最下位グループから東大理IIIや京大医学部に進学させた実績…

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