好きな仕事と投資の収益で生活する「サイドFIRE」。実現するには日々の資金の流れを把握するのはもちろん、万一の事態も想定したうえで「自分にとってベストな時期」を見極めてスタートさせましょう。ここでは、サイドFIREに踏み出すための重要な確認事項を解説します。
充実した公的保険もあるが…どんな保険に入るべき?
治療後も続く体調不良に備える
サイドFIREしているケースは一方、個人事業主が加入する国民健康保険では傷病手当金は支給されません。
ただし、医療費3割負担や高額療養費制度は利用可能ですし、それだけ日本の保険制度はしっかりしているので、民間の医療保険は思い切って解約し、その分は運用に回しましょう。まだ民間の医療保険に加入していない人も加入する必要はありません。
とはいえ、サイドFIRE中はどんな働き方でもがん保険への加入をおすすめします。がんになっても高額療養費制度などもあり、治療費自体はそれほどかかりません。
問題は、がんにかかる前と比べて体調面で働きづらくなり、かつ長引くことも多い点です。それが理由で従来通りの働き方ができなくなると、減収につながってしまいます。
がんと診断された際に一時給付金が出るタイプの保険は、多くが100万円ほど支払われ、治療費のみなどとお金の使途は限定されません。
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株式会社Money&You代表取締役
中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。
2015年に株式会社Money&Youを創業し、現職。女性向けWebメディア「FP Cafe」や「Mocha(モカ)」を運営。マネーコンサルタントとして日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『1日1分読むだけで身につくお金大全100』(自由国民社)、『はじめてのFIRE』(宝島社)、『そのままやるだけ!お金超入門』(ダイヤモンド社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書多数。
日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。
著者プロフィール詳細
連載記事一覧
連載「経済的自由」を最速で手に入れる!はじめてのFIRE入門
株式会社Money&You取締役
慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業、10年間取締役を務め退任。
その後、株式会社Money&Youの取締役に就任。講演活動、執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。
『はじめての資産運用』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)、『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方』(きんざい)など著書・監修書多数。
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