好きな仕事と投資の収益で生活する「サイドFIRE」。実現するには日々の資金の流れを把握するのはもちろん、万一の事態も想定したうえで「自分にとってベストな時期」を見極めてスタートさせましょう。ここでは、サイドFIREに踏み出すための重要な確認事項を解説します。
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20~25年続く節約術を身につける
FIRE資産をつくるために、家計支出をどの程度削ればよいのか。結論から言うと、削った分だけサイドFIREは早く実現しますし、削ろうとすればいくらでも削れます。ただし、当然ながら快適な暮らしとトレードオフの関係となります。
夫婦でFIREを目指す場合、お金の使い方の方針が急に変わると揉めやすくなります。これまで週末は外食をしていたのに、節約のために急に「外食をやめよう」とだけ提案すると相手は納得しづらいでしょう。「この支出は月いくらまで」「外食は続ける代わりにこの支出を削りたい」など、節約のルールを事前に設定しておけば、夫婦の間で削る支出・削らない支出の判断を共有できます。
節約の際に忘れてはならないのは、サイドFIREは実現する前も後も節約生活を継続しなければならないということ。そこを念頭に入れて、どれくらいの節約に耐えられるかをまず試してみるとよいでしょう。
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株式会社Money&You代表取締役
中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。
2015年に株式会社Money&Youを創業し、現職。女性向けWebメディア「FP Cafe」や「Mocha(モカ)」を運営。マネーコンサルタントとして日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『1日1分読むだけで身につくお金大全100』(自由国民社)、『はじめてのFIRE』(宝島社)、『そのままやるだけ!お金超入門』(ダイヤモンド社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書多数。
日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。
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連載「経済的自由」を最速で手に入れる!はじめてのFIRE入門
株式会社Money&You取締役
慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業、10年間取締役を務め退任。
その後、株式会社Money&Youの取締役に就任。講演活動、執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。
『はじめての資産運用』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)、『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方』(きんざい)など著書・監修書多数。
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