首都圏のマンション価格バブル超え…それでも「タワマン」が増える事情 (※写真はイメージです/PIXTA)

首都圏のマンション価格がバブル期の水準を超え、過去最高を記録。決して景気が良いといえない状況下で、なぜマンション価格は上がり続けるのか。その背景にあるものを考えてみましょう。

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首都圏の平均マンション価格、過去最高に

首都圏のマンション価格の高騰が止まりません。不動産経済研究所が発表した2021年首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の新築マンションの平均価格は6,260万円で、前年比2.9%増。バルブ期、1990年に記録した6,123万円を超え、調査を始めた1973年以降で最高値でした。

 

さらに発売戸数も前年比23.5%増の3万3,636戸。リモートワークの拡大で、都心へのアクセスが良い、神奈川県や埼玉県などの郊外での住宅需要が高まったことが大きな要因とされています。

 

さらにマンションの平均価格を押し上げているのが、地価の高騰。東京都の公示地価の推移をみてみると、2021年はコロナ禍の影響もあり、前年比1%の下落を記録しましたが、この20年で2倍近くも上昇。バブル期、1991年の平米単価278万5,501円までとはいきませんが、近年、大きく地価が上昇し、それに伴い、マンション価格も上昇の一途を辿っています。

 

【東京都の公示地価の推移】

2001年:62万5134円(▲5.47%)

2002年:73万6073円(▲5.16%)

2003年:71万3034円(▲4.36%)

2004年:69万7956円(▲3.24%)

2005年:69万8548円(▲1.59%)

2006年:73万6955円(1.37%)

2007年:87万4053円(9.87%)

2008年:103万4142円(11.40%)

2009年:96万1580円(▲6.56%)

2010年:85万1293円(▲7.09%)

2011年:83万9811円(▲2.08%)

2012年:81万3608円(▲1.32%)

2013年:80万7466円(▲0.33%)

2014年:84万3103円(1.73%)

2015年:87万7122円(1.89%)

2016年:88万1568円(2.53%)

2017年:97万6612円(2.80%)

2018年:103万7602円(3.41%)

2019年:109万6280円(4.19%)

2020年:116万5071円(4.24%)

2021年:113万3034円(▲1.00%)

 

※価格は平米単価。(かっこ)内は前年比

 

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