22年経済成長率は5%予想…日本人が「カンボジア不動産」に投資する方法 ※画像はイメージです/PIXTA

不動産投資家からの注目度が高いASEAN諸国。そのなかでも「カンボジア」は今後、海外からの投資が増加することが期待されています。カンボジア不動産を検討する前に知っておきたい、現地事情をみていきましょう。

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      訪問経験者に聞いた「カンボジアへの不満」は?

       

      高い経済成長性から、世界の投資家から注目を集めるASEAN諸国。シンガポールやマレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン……これらの国は、投資対象国としてもよく知られている存在です。一方で、経済成長が鈍化傾向にあることから、より高い利回りを求めて、その他の国に目を向けようという動きも加速しています。対象となる国のひとつが、カンボジアです。

       

      カンボジアと聞いて思い浮かべるのは、内戦の悲劇、そして世界遺産のアンコールワットでしょうか。日本人には前出の国々と比べて、馴染みの薄い国かもしれません。

       

      日本アセアンセンター『ASEAN旅行意識調査』によると、全国の20歳以上の男女1万人(海外旅行意向のない人含む)のカンボジアへの訪問経験は、「訪問したことがある」が5.4%。

       

      【ASEAN10ヵ国への訪問経験】

      「シンガポール」19.7%

      「タイ」16.9%

      「マレーシア」11.9%

      「インドネシア」10.7%

      「ベトナム」8.8%

      「フィリピン」7.9%

      「カンボジア」5.4%

      「ミャンマー」2.8%

      「ラオス」2.5%

      「ブルネイ」1.9%

       

      出所:日本アセアンセンター『ASEAN旅行意識調査』より

       

      カンボジアを訪問した際に満足したこととして、「名所・旧跡」が最も高く53.2%。「歴史・文化」41.9%、 「景観・雰囲気」41.4%と続きます。一方で満足できなかったことは「治安」で15.8%。またカンボジアへの観光旅行意向がない理由も「治安に不安がある」で47.3%でした。

       

      カンボジアでは1999年に反政府ゲリラ組織クメール・ルージュの武力闘争が終息し、首都・プノンペン近郊で武力衝突やテロなどの発生の可能性は低くなっています。しかし外務省による「危険レベル」は「レベル1」ながらも、「十分注意してください」が継続されています。内戦時に持ち込まれた銃火器が広く出回っている状況で、事件が度々発生。また内戦終了から、一から国をつくり上げている段階で、警察等治安組織もまだ未成熟という事情もあります。

       

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        連載資産防衛のための投資手法研究

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