【医師の資産運用】医局を離れる不安は「不動産投資」で軽減した…52歳・フリーランス麻酔科医の事例 (※写真はイメージです/PIXTA)

今でも多くの医師は初期研修を終えたのち、大学の医局に所属します。医局にいれば仕事や勤務先の心配はあまりしなくてよく、医師としての経験や知識を磨けるメリットもあります。しかし、30代から40代になると、いろいろな理由で医局を離れるケースが増えてきます。城田さん(仮名)も、医局を離れ、第二のキャリアとしてフリーランスの道を選んだ一人。フリーランスとして成功できたのは、不動産投資によって安定した副収入を得られていたから、という心理的な理由も大きいようです。

【関連記事】年収1500万円前後だが…勤務医が「資産10億円」になれるワケ

新研修医制度のしわ寄せを受け、医局を去ることを決意

***********************

【城田さん(仮名)のプロフィール】

年齢:52歳

所属:フリーランス

専門(標榜科):麻酔科

***********************

 

「バブルが崩壊した1990年代の初めに医学部を卒業し、当たり前のように卒業した医大の付属病院に研修医として就職しました。当時、新人の給与は月15万円ほど。勤務時間は、1日15時間以上、月の休みも1回あるかないかというのが普通でした。」

 

そう語る城田さん(仮名)は、医局でキャリアを積み重ねてきた麻酔科の女性医師です。

 

研修医時代から、関連の救急指定病院などに一人で当直のアルバイトに出掛け、生活費をカバー。大変な思いもしましたが、年数を重ねるにつれ収入や待遇は良くなり、医師として成長している実感があったそうです。

 

専門医の資格を取ったあとは大学院に進んで博士号を取得、30代半ばで医学部講師のポストまでたどり着きました。

 

ところが、そこで環境が大きく変わる事態に。2004年に新しい研修医制度が始まり、新人医師はまず2年間、特定の医局に属さず、いろいろな診療科をローテーションして初期臨床研修を積むことが義務付けられたのです。

 

もちろん、出身大学の付属病院で初期臨床研修を積んでもいいのですが、大学病院以外の特に都市部の市中病院で研修するケースが増え、新人医師がほとんど入ってこなくなる大学病院も。

 

新人医師が入ってこなくなると、関連病院への医師の紹介・派遣など医局の運営は難しくなります。そのしわ寄せは中堅クラスの医師にのし掛かり、医局を去るケースも出てきました。

 

「私も数年は頑張っていたのですが、このままでは先が見えないという想いがつのり、教授に辞表を出しました。しばらくは出張麻酔のアルバイトでもしながら、ゆっくり次の病院を探そうと考えていたんです。ところが、退職の連絡をあちこちにしていたら、2~3ヵ月先まで依頼が殺到。正直、驚くとともに、これならフリーランスとしてやっていける、って確信しました。」

株式会社トライブホールディングス 代表取締役社長

1979年生まれ。東京の不動産投資会社にて、土地売買からアパート、マンション、ビル建設までを幅広く手掛ける。自らが考える不動産価値と収益を最大化する不動産物件を実現するため、2010年に㈱トライブを共同で設立。翌2011年、同社代表取締役就任。これからの高齢化社会では、不動産と医療は密接に連携すべきという持論の下、高収益と高付加価値を同時に実現する独自の不動産物件を多数手掛ける。自ら沖縄の医療法人にも助力し、倒産しかけた医療施設の再建に乗り出し、再生させた。また、新たな医療法人の立ち上げにも参画し、地域医療の活性化に努めている。著書に『なぜ医者は不動産投資に向いているのか?』『資産10億円を実現する 医師のための収益物件活用術』(いずれも幻冬舎)がある。

著者紹介

資産コンサルタント
宅地建物取引士
AFP(日本FP協会認定)
株式会社トライブホールディングス

金融業界、国際的情報機関を経て、2006年不動産業界へ。中古住宅再生事業、新築マンション事業、リノベーション事業等を経験したのち、トライブホールディングス入社。クライアントの大半が医師であることから、「医師の方々が本業に専念できるための資産サポーターでありたい」をモットーに、医師ならではの悩み、不安、苦悩の解消に奔走している。現在、執行役員として社内マネジメントの傍ら、全国にてセミナー講師など幅広く従事。

著者紹介

連載幸せになれる女性医師の不動産投資

※本連載は、大山一也氏、植田幸氏による共著『幸せになれる女性医師の不動産投資』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

幸せになれる女性医師の不動産投資

幸せになれる女性医師の不動産投資

大山 一也
植田 幸

幻冬舎メディアコンサルティング

忙しい女性医師が、仕事とプライベートを両立して幸せになるには? 「忙し過ぎて精神的に余裕がない」 「仕事量の割に給与が見合わない」 「いつまでこんな働き方ができるのだろう…」 日々忙しく働いている女性医師の…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧
TOPへ