(※写真はイメージです/PIXTA)

「新築マンション vs. 中古マンション」。新築信仰が根強い日本ですが、どちらにもメリット・デメリットが存在します。7年間で約500件の不動産取引の経験を持つグランドネクスト株式会社代表・小島優一氏が解説していきます。

新築マンションの価格変動はプロでも予測が難しい

■まとめ

新築マンションと中古マンションには、それぞれ特徴やメリット・デメリットがありますが、中古マンションをしっかりと周辺相場の確認、価格交渉をして購入するのが筆者のお勧めです。

 

新築マンションの分譲後の価格の変動は正直、プロの不動産屋でも予測ができないのが実際です。

 

中古マンションは調べれば成約履歴がわかりますので、相場から乖離した金額で買ってしまうというリスクは少なく、逆に新築マンションは完成してみないとわからないことが多いことも事実です。

 

ただ、一般的にはマンションの購入資金を潤沢に準備できるだけでなく、誰も住んでいない新しい部屋に住みたい人や転売や転居の予定がない人は、新築マンションがお勧めです。一方、マンションの購入資金を抑えたい人や転居する可能性のある人は、中古マンションのほうがよいでしょう。

 

 

小島 優一

グランドネクスト株式会社

 

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